童童

院大通りそばの「三角市場」内にある「童童(ワラベ)」。ノスタルジックな雰囲気が漂う店の前に手書きの「ヤキソバ」の文字。そう、同店で食べるべき看板メニューは焼きそばだ。元々、広島で20年以上、鉄板居酒屋を営んでいた店主の遠藤祐司さんが、“福岡の街が好きだった”という理由で、福岡市の渡辺通に移転オープンしたのが2015年3月。わずか1年ほどで広島時代から人気だった焼きそばが食通の福岡人の舌を虜にしている。通常の焼きそばより細めの麺を使い、甘めのソースで仕上げる独自のスタイルで、1人前に使用する野菜の量も約220gとたっぷり。一口食べると、麺の太さに合わせて細かくカットしたキャベツ、シャキシャキ食感の細もやし、存在感はあるものの主張し過ぎない豚バラ肉など具材と麺と一体となっている印象だ。麺と具材に絡むソースも濃すぎず、ほどよい甘さであっさりとした味わい。広島から取り寄せる麺とソース、久山町産のやよい豚など食材を厳選するのはもちろん、仕込みにも手間を惜しまない。豚の背脂に5時間程度、低温でじっくり火を入れ、混ぜ物一切なしのラードを抽出するなど、随所に細かなこだわりが光る。「まだまだ完璧な味だとは思っていません。もっとおいしい焼きそばを追い求めたい」と話す店主の遠藤さん。シンプルな料理だからこそ、調理の仕方で味が格段に変わる。焼きそばの奥深き世界を広島発の名店で堪能あれ!



童童
住所:福岡市中央区渡辺通2-3-33 三角市場内
営業:11:30〜14:00(L.O. 13:30 ランチは月曜〜金曜のみ営業)、17:00〜22:00、金土・祝前日は17:00〜23:00
定休:日曜
電話:092-781-3370
https://www.facebook.com/WARABEWARABEWARABE/

メニュー(消費税込み|ランチタイム料金)
焼きそば(小-1/2)¥500、焼きそば(普通)¥600、焼きそば(中-1.5倍)¥700、焼きそば(大-2倍)¥800、トッピング:石本農場の真卵¥100、野菜増し¥100

Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn213, Sep. 2016)

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