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ももちエリア

岡タワー、ヒルトン福岡シーホーク、そして福岡Yahoo!JAPANドーム(ヤフードーム)が並ぶ風景を、何か(観光ガイドブック? 雑誌? ポストカード?)で目にしたことがない人の方が少ないのではないだろうか?福岡を代表するこれらのランドマークがあるのがももちエリアだ。

街としての歴史はまだ浅い。元は1989年に開催された「アジア太平洋博覧会」に合わせて造成された埋め立て地で、整備が完了したのは1990年代。そのため、前に挙げた3つの建築以外にもモダンな高層ビルや高級マンションが立ち並び、未来的な風景を構成している。

観光客に人気のスポットと言えば、やはりヤフードームと福岡タワーだろう。ヤフードームは、プロ野球福岡ソフトバンクホークスの本拠地として有名だが、1年を通してさまざまなイベントが行われている。また、バックヤードやベンチ、ブルペンなどを見学できる「ヤフードームツアー」を日によって開催している。

福岡タワーは、高さ234mを誇る日本でもっとも高い海浜タワーだ。123mの高さに位置する5F展望室からは、博多湾が見渡せる。「Now Map」を持参すれば一般大人¥800の展望料金が20%オフの¥640になるのでお得。
エリアの北側には人工のビーチが伸びている。夏は、海水浴場として多くの市民でにぎわうほか、ビーチバレーに興じる若者たちも多い。ビーチの真ん中に位置する施設「マリゾン」にはレストランや結婚式場がある。オープンテラスをもった店も多いので、リゾート気分で海を眺めながら食事を楽しむのもおすすめだ。

「マリゾン」からは、博多湾を挟んで北に位置するリゾートエリア、海の中道まで直行する高速船が出航している。所要時間は20分なので、ももちのビーチで遊んだ後に、海の中道の水族館でイルカのショーを楽しむことも可能だ。
福岡でももっとも近代的な街並と、リゾートが共存するももちエリアは、サンセットや夜景など美しい景色にも出会える。一日かけても楽しみきれない魅力にあふれた街だ。

ルピシア

紅茶から烏龍茶、緑茶まで世界中の茶葉を常時200種類そろえる専門店。ショップのほか、サロンもあり、スイーツやランチと一緒にティーを楽しめる。
Tel: 092-844-0333
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SPACES in the Sky
福岡で、一番空に近い場所。ヒルトン福岡シーホークの高層階に、贅を尽くした食を堪能する格別な空間が誕生。地上123メートルからの眺望を楽しめる、福岡で一番高い場所。ここには、3つのダイニングスペースがある。

クラウズ(ラウンジ&バー)

軽食からモダンジャパニーズのアラカルト料理まで、100種以上の焼酎や酒、オリジナルカクテル、多種のウイスキーが楽しめる。
アフタヌーン:12:00-18:00 (ラストオーダー 17:30)
カクテル:18:00-24:30 (ラストオーダー 24:00)
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寿司「ともづな」(寿司ダイニング)

糸島や玄界灘などの地元の食材を利用して、職人の技を巧みに使った上質のお寿司が楽しめる。
ランチ: 12:00-14:30 (ラストオーダー 14:00)
ディナー: 18:00-22:00 (ラストオーダー 21:30)
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鉄板焼「金葉亭」(鉄板焼)

地元九州の上質なお肉、糸島や玄界灘でとれた新鮮なお魚、彩り鮮やかな旬の野菜を、目の前で調理し、ライブ感あふれる料理が味わえる。
ランチ: 12:00-14:30 (ラストオーダー 14:00)
ディナー: 18:00-22:00 (ラストオーダー 21:30)
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王貞治ベースボールミュージアム

ヤフードーム内にある、日本プロ野球の巨人・王氏にかんする品を集めた博物館(入場¥900)。英語の解説を閲覧できるiPhoneの貸出しサービスがある。
Tel: 092-847-1006
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ひなた食堂

カフェのような店内で日本の家庭料理が食べられる。ごはんはかまどを使って炊いている。ごはん、味噌汁、漬物は食べ放題だ。写真のミックス定食は¥1,050。
Tel: 092-852-1983
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情熱厨房 結の懸け橋

6月にオープンしたばかりの沖縄料理店。低コレステロールで甘味のあるでいご豚を使ったメニューがおすすめ(丼は¥580)。泡盛を使ったカクテルもおもしろい。
Tel: 092-821-1001
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MORE MOMOCHI

ハードロックカフェ

ホークスタウンモールの正面に立つアメリカンスタイルのレストラン。8メートルのギター型看板と、壁から突き出したキャデラックが目印。店内には全長11メートルのギター型のバーカウンターが横たわり、300点以上のミュージシャンの記念品が飾られている。ハンバーガーやチキンウイングなどのメニューはどれもボリュームたっぷりだ。
Tel: 092-832-5050
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ラ ブリオッシュ カフェ

食べ放題のパンが付いてくるランチが人気のカフェ。吹き抜けの開放的な店内はまるで外のテラスのような雰囲気だ。もちろんテイクアウトもできる。お店のオススメは特別なクロワッサン生地に粒あんとカスタードをたっぷり入れた博多クロワッサンまんじゅう(¥210)。天然酵母を使用した食パンやブリオッシュ食パンなど、豊富な種類に目移りしてしまう。夕方には完売状態なので要注意。
Tel: 092-843-1564
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ビッグバナナ

完全オープンスペース、セルフサービス形式でバーベキューが楽しめる。食材、ビール、炭などバーベキューに必要なものはすべて揃っているので手ぶらで来店してもOK。ヒルトン福岡シーホークホテルやYAHOO! JAPANドームがビーチから臨める絶好のロケーションは夏にぴったりだ。2~3人前のお得セット¥5,000、3~4人前のモリモリセット¥7,000。
バーベキュー専門電話番号:092-821-5775
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OTHERS

ヤフードームツアー

ヤフードームの中を見学できるツアー。試合開始前にスタンド席と日本一高いフェンスを見学する30分のショートコースと、スタンド席、ブルペンやロッカー、ベンチ、フィールドなど回る50分のスタンダードコースの2種類がある。料金はショートコース:高校生以上700円、4歳から中学生300円。スタンダードコース:高校生以上1,000円、4歳から中学生500円。
Tel: 092-847-1699
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ホークスタウンモール

ボーリング、最新のゲーム、プリクラなどが楽しめるゲームセンターや、2つのデジタル3Dシネマを含む10つの劇場をもつシネコン、ライブハウスZEPP FUKUOAK を併設した大型ショッピングモール。和食、韓国料理、イタリアン、ファストフードやカフェなど18の飲食店があり、ショップの数も40以上と充実のラインナップ。幅広い世代で一日楽しむことができる。
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福岡インターナショナルスクール

WASC認定校であり、国際バカロレア資格参加校である学校で、幼稚園から高校生までの教育課程をもつ。2年に一度開催される学園祭は福岡の外国人コミュニティにとっても大切なイベントの一つだ。
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福岡市博物館

江戸時代に志賀島で発見された金印(起源後1世紀の中国の王朝から贈られたと言われている純金製の印で国宝に指定されている。)を所蔵する博物館。6つの展示室で幅広いジャンルの展示が行われている。常設展示の観覧は一般200円、高大生150円、小中学生 無料。開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで。7、8月は19:00まで入館できる)閉館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日が休館)。
Tel: 092-845-5011
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福岡市総合図書館

福岡の歴史に関する古文書や資料の収集・保存も行っている図書館。日本では14カ所しかない国連寄託図書館も併設されている。開館時間:月~土 10:00~19:00、日祝日10:00~18:00。休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日が休館日)。
Tel: 092-852-0632
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福岡市総合図書館映像ホール シネ・ラ

福岡市総合図書館が収集・保存しているアジアの貴重な映画を上映する映像ホールで、毎月異なるテーマの作品が公開される。ビデオライブラリでは所蔵ビデオ・CD・カセットを借りることができ、ミニシアターでは無料の上映会が行われている。月ごとの特別企画の観覧料は、大人¥600、高大生500円、小中学生400円。
Tel: 092-852-0608
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うみなかライン(海の中道行きフェリー)

水族館や海浜公園がある海の中道まで20分で行くことができる。1時間に一便で運賃は中学生以上¥1,000、小学生¥500。
Tel: 092-845-1405
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東日本大震災の衝撃は未だ癒えないが、福岡も2005年に震度6弱の地震に襲われている。地震や火事など災害に対しては、日頃からの備えが大切だ。ももちエリアには、災害の模擬体験を通していざという時の対処法を身につけられる施設がある。「福岡市民防災センター」だ。地震体験では、震度1から7までの揺れを再現。台風を再現した設備では、風速30mまでの強風を体験できる。館内には本物の消火ヘリコプターのほか、2005年の地震を再現した模型も展示している。入館料は無料だ。Tel: 092-847-5990
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MOMOCHI MAP

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Originally published in Fukuoka Now magazine (fn152, Aug. 2011)

Category
Fukuoka City
Momochi / Nishijin
Published: Jan 18, 2012 / Last Updated: Apr 1, 2016

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