March 2008 #111
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- マット・ブレリー
- Hakata Culture:
- 福岡市はロボット先進区なのです。
- Special Feature:
- デパーチャーズ:ベトナムスペシャル
- Gourmet Guide:
- カフェ チョコ
- カフェ アンズ アンズ
- 元祖ぴかいち
- 酒宇

美しく、たおやかな国、ベトナム。
そこであなたは何を感じる?
ベトナムといえば、『フォー』や『アオザイ』を思い浮かべる人も多いはず。そんな長閑な印象のベトナムは今、経済的にも注目されている、福岡から直行便でわずか4時間台の発展著しい活気溢れる国。インドシナ半島の東側に日本と同じように南北に長く位置し、国土の約75%を占める山岳地帯には、53もの少数民族が独自の文化を守りつつ今も生活している。そして今回フクオカナウの取材陣が訪れた平地地帯のホーチミン・シティ、フエ、ホイアン周辺にくらし、近代化に努めているのは人口の9割近くを占める"キン族"。そんな多民族国家ベトナムは、かつての仏領時代の名残も随所で見ることができ、懐かしくも新しい景色に溢れ、リゾートやショッピング、そして歴史探索も含めて、誰がいつ訪れても楽しめる多彩な国だ。

現在のベトナム建国の偉人、ホー・チ・ミン氏に因んで名付けられたベトナム最大の都市、ホーチミン・シティ(旧名:サイゴン)。1999年以来、1年あたり20万人ずつ人口が増加している急成長中の経済都市として、日本をはじめ、世界中から注目されている。街は数多くの古典的西洋風の建築物に溢れているため『東洋のパリ』とも呼ばれ、そこで見かけるサラサラのストレートヘアで、スリムなアオザイを清楚に着こなすベトナム人女性は、今も昔も変わらず多くの人々を惹き付けて止まない。そして、もうひとつ印象的な光景はオートバイ。道行く様は、まるで海流にのって移動する小魚の大群のよう。ホーチミンシティ市民の大半がオートバイで移動するので、とにかく道はオートバイで溢れている。しかも1台のバイクに大人2人、子供2人の計4人迄が同乗を認められているんだそう。いやはや、何とも活気に満ちた街である。



ベトナム最後の王朝が存在した古都、フエ。日本の京都や奈良に例えるられることもある、歴史的建造物が多く残る静かな街だ。王宮跡は『フエの建造物群』としてユネスコの世界遺産に登録されており、そこで演奏されていた宮廷音楽もユネスコの無形文化世界遺産として登録されている。ちなみに今年は2年に一度開催されるフエ祭りの年。2006年に開催された前回は約10万人の観光客が国内外から訪れ、ベトナムやフエの伝統行事をはじめ、近隣各国の伝統文化やアーティストのイベントが集まる国際的な芸術祭りに参加した。今年は2008年6月3日~11日に開催予定。



鎖国前までは日本人街もあり、国際貿易港として栄えた古い港町、ホイアン。港湾都市は隣町ダナンに遷ったものの、中国人街を中心に発展した古い町並みはユネスコの世界遺産に登録され、今や観光スポットとして人気の町だ。約380年前の中国家屋が今も現役なのをはじめ、古い建物はギャラリーや仕立て屋、土産物屋、カフェ等として軒を並べ賑わっている。フランス、スペイン、アメリカからの観光客も多く、戦争被害も受けずに残る古い町で生活をするノン(葉っぱで作ったベトナムの帽子)を被ったベトナムの人々との対照が印象的な街でもある。



アジアのスイーツが大好きな僕が、今回の取材で見つけたのはフエの伝統菓子。ピーナッツと胡麻を飴で固めたもので、弾力性が強いソフトキャンディみたいな感じ。街のあちこちで買えるけど、ここは奥のキッチンで作ってる今では珍しい即売所なんだ。







