甘木朝倉


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邪馬台国の息吹を感じる

歴史あり、レジャーあり、
初秋のドライブに最適なスポット

福岡県のほぼ中央に位置し、太宰府インターから約25分という便利さで、両サイドにはのどかな田園風景が広がる「甘木朝倉」。九州の小京都と呼ばれる「秋月」が最も有名で、情緒豊かな城下町の雰囲気を楽しむことができる。古代邪馬台国があったとされる場所でもあるので歴史的な視点から見ても興味深く、国の史跡にも指定されている「平塚川添遺跡公園」では、弥生時代から古墳時代(BC1~AD4)の生活様式を伝える環濠(かんごう/当時の排水などを再現した濠)や土器、農耕具などを見ることができ、勾玉(まがたま/昔の装飾品)づくりや火起こしの体験ができる。もちろん歴史的スポットばかりではない。地域のユニークな試みとして、平成12年に過疎化が進んだ小学校を再利用した「共星の里」を開館。100年前の蓄音機や現代アートを展示したり、家族で参加できるワークショップやアートセミナーを実施するなど、一歩進んだ地域再生への取り組みが全国から注目を集めている。また緑と水の豊かな自然に恵まれた甘木は、レジャースポットやフルーツ狩りなどアウトドアも楽しめるし、キリンビール福岡工場があったりと、お父さんにもうれしいお出掛けスポットなのだ。

甘木市観光協会
甘木市大字甘木1320
0946-24-6758
www.amagiasakura.net

■甘木市のイベント
フルーツ狩り

甘木朝倉地方の秋の目玉と言えば「フルーツ狩り」。観光農園が数多く広がるこのエリアは、水はけのよい山麓地帯と朝夕の温度差で果物の甘さが助長され、とろけるように甘いフルーツが採れる。9月からは、梨、りんご、柿が次々に熟れだすので、もぎたての旬のおいしさが存分に味わえる。各農園の情報は、観光協会でも入手できる。

■チェック
キリンビアパーク福岡

甘木の新名所として人気を集めるキリンビアパーク福岡。広大な敷地の中で、5月中旬にはポピーが、10月中旬には1000万本のコスモスが咲き誇り、工場見学やビアレストランもあるので、ぜひチェックしよう!

キリンビアパーク福岡
甘木市大字馬田字上原3601
0946-23-2132
大分自動車道「甘木インター」または「筑後小郡インター」より車で5分

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