動かせ筋力!


マット・シューレイン

会うなり、熊のような大きな手を差し出し「コールミー、ニコ」と握手を求めるニコラス・アンプ。大きな肢体にはちょっと可愛すぎる名前のようにも感じたけれど、温かな眼差しが彼の人の良さとキュートな名前を語っているようだ。野球をするためにフランスから日本へやってきたニコ。野球をするフランス人そのものも珍しいが、彼ほどの野球人生を送った人となるとなおさら稀だ。1998年に法政大学野球部に入部し、東京六大学野球大会では優勝を経験。大学卒業後もフランスと日本の両国で野球を続け、2003年に現役を引退したが、彼のスポーツマンとしてのそれまでの経験は現職のトレーニング指導に引き継がれている。

国際スポーツ科学協会の認可を受けて数年間ジムでのプロトレーナー経歴を積んだ後、東京にてパーソナルトレーニングとスポーツコンディショニングを行うニコ道場を設立。そして今から6カ月前に道場と一緒に九州に引っ越して来た。「私のクライアントには、体を効率的に動かせるための訓練をしてもらいたいと考えているんだ。」 とニコ。ただ力任せに動くのではなく、力強く迅速に、そして効率よく動くために体を鍛えることそのものを大切にして欲しい、と強調する。「もしケガをしたり腰痛があると適切な運動をしていないケースが考えられるんだ。僕はそういったことにならないようなサポートをしたい。」

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ニコ道場で行っているようなトレーニングは、他では中々見つけることができない。例えば、レジスタンスバンドという大きな輪ゴムのような道具を使ってのバック・スクワット運動などは象徴的だ。将来は「音もたてていいし、ウェイトを落としても大丈夫で、叫んだりもできる」ジムを提供したいとも考えているそうだ。「大きくて強い筋肉を鍛えるためには、もっと大らかな雰囲気にしてもいいよね」と、笑って話してくれた。

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まだ始まったばかりの2010年。忘年会、新年会が終わった今こそ鏡を見て、10代の頃の体はどこにいったんだ?なんて考えるのにいい時期だ。そのまま思いは胸に秘めちゃう?それともニコに相談してニコ流運動法で鍛えられた体を手に入れてみる?!

ニコのトレーニングは博多区吉塚と中央区赤坂のアメリカン・ジムにて受講可能だ。詳しくはwww.nicodojo.com

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