Where’s the Love? Part Two


What has happened to Kyushu International FM?

2002年11月号のフクオカ・ナウでは、九州国際FM・Love FMの現状についての記事を紹介しました。そして、それについてのご意見を読者の皆さんからたくさんいただきました。そのいくつかをここでご紹介したいと思います。

Love FMは、エリア内に住む外国人への情報発信とともに日本人の国際化に寄与することを目的として5年前に開局しました。開局時は「外国人への情報発信」の色合いが強く「外国語放送局」として受け止められたようですが、これだけを目的としているものでは決してありません。日本人の国際理解に寄与することが大きな目的の一つでもあります。私たちは日本人誰もが楽しめるインターナショナルな番組を通じて外国及び外国人を理解する機会の拡大に努めています。はたして「外国語」つまり日本語以外で話している番組が「国際的」なのでしょうか。Love FMが開局した頃に比べるとインターネットやBS、CS放送などの発達によって世界中の情報を瞬時に入手できるようになりました。こうした情報インフラが整ってきた今、福岡のラジオ局Love FMの果たすべき役割は何なのか?それに対しての答えが今の番組です。平日夜の「Insight」ではこれまで福岡では作れなかった洗練された雰囲気をもったインターナショナルな番組です。もちろん必要時には最大限外国人リスナーのためにエリア内の情報発信を行なっていく用意もあります。これは福岡でLove FMが放送を続けていくために必要なことなのです。
坂田隆史, Sales & Production Manager, Love FM

日本人AJを増やすのも、邦楽をもっと流すのも、それは Love FMの自由。でもそれをするのなら、彼らは行政からのサポートを受けるべきではないし、地元の企業などからの協力も受けるべきでもない。だって、話が違うから。Love FM は外国人にとって聞きやすい時間帯の番組を提供する、外国人が必要とする情報を届けるという約束の上において、そういったサポートや協力を受けているはず…でも、それやっていないんじゃない!?彼らに協力している企業や行政らは、外国人と同じように裏切られつつあるのではないだろうか。
Bruce Croxton

Love FMが改定して英語の番組が少なくなると聞いた時はゾッとしたよ。でも実際は、今の方が前よりも断然イイ!音楽もよくなったし、AJがもっとプロフェッショナルになったように感じる。地元番組よりも東京発信の番組が増えたのは残念だけど、キチンと話をするAJであれば、はそれが東京発だろうが聞くに値する。
Andy Robertson

国際的な音楽シーンに興味ある日本人は、ごくわずか。実際多くの日本人が国際的番組に興味をどんどん示さなくなってるし、Love FMはそんなリスナーの要望に反することはできないでしょう。
Miguel Yasuyuki Hirota

私が好きだったLove FMが、今は目新しい服ばかりを陳列した棚のような感じになってしまった。とても悲しい。でも、それは私たち自身への当然の報いかもしれない。これまでLove FMは、福岡の外国人コミュニティの中でも肩書きや有名な人々ばかりを目玉にしてきて、英語圏以外の大半の外国人たちを重要視していなかった。それを私たちは何気に認めていたのだから…。今後、外国人コミュニティの人々が一体となり、Love FMのようなプロジェクトに一喝を入れるようなアクションが起こるといいね。
Calvin Jay

九州に一度も訪れたこともない東京の日本人AJを起用するなんて、Love FMはすごく愚かな方向へと変わっちゃったね。外国語で地方ニュースを発信することは、もうすぐLove FMの目的として認識されなくなるんじゃない?これだったら、たぶん皆が思ってたLove FMの役割を担う新たなFM局を、私たちが行政に要請することもできるかもね。
Name withheld by request

福岡の外国人たちにそれぞれの母国語による情報を提供する、という最も重要な要素を犠牲にし、コスト削減。それで今後続いていくのだろうか?リスナーを裏切ってるようなわけだし。ヘビーリスナーや福岡の人々の満足度を高めるために、いろんな分野のプロフェッショナルたちや国際交流活動を盛んにやっている外国人と日本人による特別委員会を発足し、Love FMをもとのように回復させるべき。
Anieza Noor

前号を読んで、「そう、そう!」 と思いました。そういえば最初のころは外国語が飛び交っていたのに最近はめっきり少なくなりましたよね。私は海外旅行が大好きでちょっとでも耳が慣れたらと思い、Love FMしか聞いてませんでしたが、ホントに最近は外国語が少なすぎて他のFMと変わらないようになったと思います。“国際”はどっかいっちゃってます。いろいろと大変なのかもしれないけど、最初のころのLove FMが好きだなあ…。何で日本人のAJが12人以上もいるんだろう…?
ふじかわ

番組改編して1ヵ月が経ちましたね。ず~っとLove FMを聞いてきましたが、たしかに“国際”というニュアンスは、今は無いと言っても過言ではないと思います。日本人AJも多くなり、番組も何をテーマにしてるのか? と思うところも確かにあります。しかし他局のように、AJ(DJ)のしゃべりが多いというほどでもないというところは今までのLove FMという感じです。日本語が確かに多くなったという点は残念ですが、新しいスタイルのLove FMも見守っていきたいと思います。といいますか、リスナーレベルではそれだけのことしかできないと思いますし。
林勇志

まず率直に、最近のLove FMは面白くありません。他のFMステーションと違いがあまりなくなってきています。記事にもあった様に、日本人のAJが異常に多いし、邦楽がかかる時間も多くなってきていると思います。リスナーは基本的に外国人や国際的な事に関心がある人がほとんどなのに、この変化には残念でなりません。日本人のAJは、確かにみんな英語が堪能で国際経験が豊富なんですが、“国際FM”にリスナーは日本人のAJを期待はしてないと思います。もう一度原点に戻って、ほんとの“九州国際FM”としての番組づくりに励んで欲しいです。
あや

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