店内の壁面に並ぶのは、約300種類のボールペンや万年筆とこだわりの文具。中でも店の一番の特徴は日本で唯一というインクLaboだろう。全24色ある基本色から2〜3色を選び、混ざり合う過程を楽しみながら約30分で自分だけの色をつくることができる。また無地・横罫・方眼などの紙種を好きな分量、使いやすい順で綴じ込めば、自分仕様のノートをつくることもできる(¥600〜)。お土産やプレゼントに手作りのインクやノート、とっておきの万年筆を送れば、喜ばれないはずがない。併設されているカフェのおすすめは、九州初上陸のアイスブリュードコーヒーだ。ビールサーバーの機能を応用し、窒素ガスを撹拌しながら注がれる見た目はまるで黒ビールそのもの。しかし口にするとまろやかで深いコーヒーのコクが味わえる。「コーヒーを飲みながら、大切な人に手紙を綴ってほしくて」と話すのは店長の狩野まどかさん。テラス席あり各テーブルに電源ありかつWiFi完備、と長居するには最適な場所だ。
メニュー(税抜):”LABO” 1瓶/30ml ¥2,000(1ドリンク付)、アイスブリュードコーヒー¥500、水出しコーヒー¥450、レモンヨーグルトケーキ¥380
Originally published in the Fukuoka Now Magazine (fn215, Nov. 2016)