国の重要無形文化財でありながら、古くは普段の着物や作業着として、今ではカジュアルなファッションとしても愛用される綿織物、久留米絣。気の遠くなるような工程を経て作られる手仕事に魅せられるクリエイターも多く、昨今は海外からも注目を集めるようになった。久留米絣の工房が点在する筑後市では、年に1度工房開きが開催され、工房見学や、藍染体験、絣の生地やハギレなどを産地価格で購入できる。田園風景が広がるのどかな生産地には工房が点在するので、レンタサイクル(¥500)を使って散策するのも楽しい。本部の熊野公民館では、物産展や地域の食材を使った軽食の販売などが行われる。最寄駅のJR羽犬塚駅から本部までをつなぐ無料シャトルバスや、工房を巡回する無料ワゴンバスも運行する。
・2022年6月4日(土)、6月5日(日)
・9:00〜17:00(6月5日は16:00まで)
・福岡県筑後市北西部一帯の絣工房(PDFマップ)
・本部:熊野区公民館(福岡県筑後市熊野730)
・最寄駅:JR鹿児島本線「羽犬塚」駅から30分おきに無料シャトルバス運行あり
・https://chikugo.net/meguri
・https://www.instagram.com/kasuri_chikugo/