国内外の注目ギャラリーが、注目のアートと共に集結する九州最大の現代アートの祭典・アートフェアアジア福岡。昨年は海外からのギャラリーやその顧客など、国内外から1万人を超える来場者で賑わった。9回目を迎える今回は会場を福岡国際センターに移し、2フロアでの立体的なブース構成で実施される。
国内外の89ギャラリーが集まる「Galleries」セクションでは、世界で活躍する巨匠から新進気鋭の若手まで幅広いキャリアのアーティストの作品を展示。アジアの潮流を感じることができる。「Collaboration」セクションでは、企業や学校、アジア地域のアートフェアなど国内外10団体が出展し、ギャラリーとは異なる視点で選び抜かれた作品が展示される。
見どころは、AFAF2024 スペシャルアドバイザーであり、世界的なアートコレクターとして知られる宮津大輔氏によるキュレーション展示「Leading Asia」。アジアを代表するギャラリーから、アジアの最旬アーティスト達による注目の12作品が、日本で初めて展示される。また、パブロ・ピカソやアンリ・マティス、田中敦子など評価の確立したアーティストの名品を集めた特別ブース「AFAF Masters」も展開する。
Art Fair Asia Fukuoka 2024
・2024年9月20日(金)~9月22日(日)
・11:00〜19:00(最終日は18:00まで)
・前売¥2,500、当日¥3,000(前売り販売)
・福岡国際センター
・福岡市博多区築港本町2-2
・https://artfair.asia/
会期中、福岡の街中ではアートイベント「“Fukuoka Art Next” Week – FaN Week –」が開催され、まち全体にアートが溢れる。
アートXシングルモルトウイスキーのコラボレーションとして「AFAF Private Bottle Series」がスタート。記念すべき第1回目は、戦後の日本美術史に大きな足跡を遺した福岡の巨匠・野見山暁治(1920-2023)と、120年以上の歴史を持つスコッチウィスキー「グレンマレイ」がコラボレーション。野見山暁治が101歳の時に描いたラベルのプライベートボトルは130本限定。