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クリストファー・ウィリッツ / プラエド 福岡ライブ

START: Oct 19, 2012 END: Oct 19, 2012

ードコアなパンクや実験音楽から、ゆる~くマッタリの電子系アンビエントまで、世界中から高頻度で良質なアーティストをゲストに招き、オモシロいイベントを開催してくれるdeterraプレゼンツのハイ・クオリティーな国際サウンド・アート・イベント。

今回のイベントは特に福岡でこんな公演はめったに見れない珍しい内容。ゲストに選ばれた2組みの内の一人は、坂本龍一とも楽曲していたり、映画のサウンドトラックサンプルなども制作する、サンフランシスコの“クリストファー・ウィリッツ”というアーティスト。他、テイラー・デュプリー、マトモスなどとコラボしていることで知られる彼の素晴らしい電子アンビエントの世界を是非体感してみてほしい。そして2人組み目のゲストは、スイス人の音楽家とあの内戦が今だ繰り広げられているレバノンからミュージシャンのデュオ、“プラーエド”。

音楽と集合的記憶の関係性をクリティカルに探る中で、断片的な音の「ずれ」から織りなされたサウンドスケープを作り上げているという彼ら、サウンドクラウドを聴いてみると、かなり中東の香り漂う楽曲から日本語のサンプリングを使ったダブ・サウンドなど、普段お耳に触れることのあまりないワールドミュージック的アプローチの演奏が生で体験できる…。そんな貴重な2組のダブル・ゲスト・ライブ!

さらに福岡からも2組登場する予定。主催のShayne率いるサウンドスケープを創造し、エクペリメンタルフォークを自称するグループ“蹂躙”、そして1990年からビデオ映像を用いたインスタレーション作品を制作し日本中で活発的に活動する “實松亮(さねまつ あきら)”を向かえた、貴重なサウンド・アート・ショーケースをお楽しみに。

• 2012/10/19 金 福岡 Art Space Tetra
• http://www.as-tetra.info/
• 福岡市博多区須崎町 2-15
• 092-262-6560
• 時間…開場 19:00/開演 19:30
• 料金…2,500円+1ドリンクオーダー

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クリストファー・ウィリッツ / Christopher Willits
サンフランシスコを拠点に活躍するサウンドアーティスト。自身のレーベルや12Kからリリース。テイラー・デュプリー、マトモス、坂本龍一とのコラボレーションでも知られる。http://christopherwillits.com / http://overlap.org / http://soundcloud.com/willits / http://www.youtube.com/christopherwillits

Praedはスイス人の音楽家パド・コンカと、レバノン人のアーティスト/ミュージシャン ラエド・ヤシンのデュオ。2006年に結成し、幅広い地域と音色から影響を受けた複雑で実験的なサウンドを手掛ける。音楽と集合的記憶の関係性をクリティカルに探る中で、彼等は断片的な音の「ずれ」から織りなされたサウンドスケープを作り上げている。エジプトの「シャアビ」(大衆音楽)やシリアの「ダブケ」(民間踊り)が見事にフリージャズとエレクトロニクスに衝突する。ユーモアも欠かせないPraedは、カラオケやアラブ映画からの効果音をパフォーマンスに導入する事も屢々。ライブやラジオセッション、映画のサウンドトラックサンプル等がデュオのレコーディングに取り入れられる事で、抽象的でありながらダイナミックな聴体験が展開される。
http://www.paed.ch / http://www.myspace.com/paedconcaprojects / http://soundcloud.com/praed

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Published: Sep 19, 2012 / Last Updated: Apr 1, 2016

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