2020年に初演されたタガログ語で「家族」を意味する「Pamilya」。筑後地区の介護福祉施設での日常を舞台上で淡々と再現するこの演劇作品は、演出家の村川拓也が施設のリサーチの際に出会ったフィリピン出身の介護士（当時）ジェッサが出演する。日々の仕事を舞台上で再現し、自分自身のことや、母国にいる家族について語った彼女は、今はフィリピンに暮らし、介護の仕事もしていない。初演から3年の時を経て、ジェッサを招いて再演される今回は、全てが変化したかのような世界において、舞台上で再現される日常とは一体何か、誰もが無関係ではいられない「支える／支えられる」ことの本質を問う。
撮影：富永亜紀子
・2022年12月17日（土）18:00開演 、2022年12月18日（日）15:00開演
・上演時間70分予定、英語字幕付き *12月17日は終演後にトークを開催
・全席自由：¥3,000、25歳以下¥2,000、高校生以下¥1,000、未就学児入場不可（無料託児サービスあり、要事前予約 0942-36-3000）
・久留米シティプラザ Cボックス
・福岡県久留米市六ツ門町8-1
・https://kurumecityplaza.jp/events/3854/
撮影：富永亜紀子
撮影：富永亜紀子
撮影：富永亜紀子
