天保の改革(1841~43年)頃、質素倹約のため、紙製の雛人形しか飾ることを許さなかった臼杵藩。先人たちはそんな時代にあっても、子供の成長の無事を祈りながら紙製の雛を飾ったのだろう。当時の作り方は残っていないが、お雛様の原型である立雛を参考に、2006年春に市民ボランティアの手によって誕生した「うすき雛」。期間中は、4つの会場に市民が手作りしたうすき雛が飾られる。
・2024年2月9日(金)〜 3月10日(日)
・入館無料
・臼杵市観光交流プラザ、サーラ・デ・うすき、久家の大蔵、旧真光寺(雛めぐりマップ)
・https://www.usuki-kanko.com/archives/16997