天保の改革(1841~43年)のころ、臼杵藩では質素倹約のため、紙製の雛人形しか飾ることを許されなかったとされる古文書の記述をもとにはじまった「うすき雛めぐり」。古文書では、雛人形に関する禁止の御触れが出ていたが、先人たちはそんな時代にあっても、子供の成長の無事を祈りながら紙製の雛を飾ったのではないだろうか。当時の作り方は残っていないが、お雛様の原型である立雛を参考に、2006年春、市民ボランティアの手によって誕生した「うすき雛」。期間中は、2つの会場に市民が手作りしたうすき雛500組が飾られる。
Photo by 臼杵市観光協会facebook
・2022年2月5日(土)〜 3月6日(日)
・入館無料
・臼杵市観光交流プラザ、サーラ・デ・うすき
・0972-64-7130(臼杵市観光協会)
・https://www.usuki-kanko.com/archives/15634
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