ヨーロッパのゲートウェイ、アムステルダムと、アジアのゲートウェイ福岡が、来春4月3日からKLM直行便で繋がる。週3回の定期便は、欧州のハブ空港スキポール(アムステルダム)と福岡を機材B777-200ERが約12時間で結ぶ。
九州新幹線が全線開通し、且つ、欧州までの直行便がなかった九州圏内において、初の欧州直行定期便就航がもたらす影響は大きい。日本とオランダは400年以上の交流をもち、福岡を代表する祭り「どんたく」の語源がオランダ語に由来するなど、歴史的関係も深い。
11月6日に行われたプレス発表も、KLM日本支社長リュック・ドゥラプラス氏をはじめとするKLMチームが東京より駆けつけ、駐日オランダ王国大使、オランダ総領事、そして福岡県知事、福岡市長、日本旅行業界九州支部長、福岡商工会議所副会頭が一堂に会して行われ、オランダにとって日本、そして福岡の重要性と市場の潜在価値への期待が高いことを示している。「継続することを第一の目標とし、団体、個人、パッケージ、ビジネス、貨物のすべてに対応できるようにしたい」とのKLMドゥラプラス日本支社長の挨拶に、小川洋福岡県知事、高島宗一郎福岡市長は、地域行政、経済のオール福岡でサポートしていきたい、と応えた。KLM: http://www.klm.com/travel/jp_ja/