日本アニメーション界の巨匠、高畑勲監督の初の大規模回顧展。「アルプスの少女ハイジ」や「火垂るの墓」など、徹底したリアリズムの追及で、子ども向けや大衆娯楽として捉えられていたアニメを、大人も夢中になるムービーへと昇華させたことでも知られる。本展では、国内外のアニメーション制作者にも大きな影響を与えた高畑勲の演出術に注目。制作ノートや絵コンテ、原画などの未公開資料を通じて、彼が生み出した豊かな作品世界の秘密に迫る。
「火垂るの墓」 セル付き背景画 ©野坂昭如/新潮社,1988
・2021年4月29日(木祝)~7月18日(日)
・9:30〜17:30(最終入館17:00)*7月の金・土曜日は午後8時まで開館
・一般¥1,500、高大生¥1,000、小中生¥600
・福岡市美術館
・福岡市中央区大濠公園1-6
・092-714-6051
・https://takahata-ten.jp/
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写真は岡山会場のもの