創建は平安時代、現存する本殿は1541年建立。国内でも中世にさかのぼる数少ない木造建造物は歴史的価値が高く、2023年に国の重要文化財指定を受けた髙祖神社。毎年4月に春の祈念祭として、10月には夜神楽が髙祖神社境内で奉納される。550年程前から伝わる能神楽は、江戸時代までは旧怡土郡の神職の奉仕で舞われていたが、明治になってからは髙祖神社の氏子によって受け継がれている。面を付けずに採り物を捧げて楽の音にあわせ神楽歌を唱えながら静かに舞う「舞神楽」と、面を付けた数人の神楽師が登場して神話物語を展開させてゆく「面神楽」の2種、12番が奉納される。
（一社）糸島市観光協会
・2024年4月28日（日）
・14:00〜17:00
・観覧無料
・髙祖神社
・福岡県糸島市高祖1240
・https://kanko-itoshima.jp/event/takasukagura_haru/
（一社）糸島市観光協会
