学問や文化芸術の発展、除災招福を祈願する七夕祭。菅原道真公が七夕の夜に彦星と織姫が出逢うことができるという逸話に、自身の願いを重ねて詠んだ歌に因み、それぞれの願いごとが天に届くことを祈願し、7月7日の夜に「七夕祭」と「七夕の宴」が行われる。境内は7月1日から人々の願いごとが書かれた短冊など、華やかな七夕飾りで彩られる。
彦星のゆきはひを待つ かささぎのとわたる橋を我にかさなむ
（彦星が逢瀬を待つというかささぎの渡す橋を、私に貸してほしい。それを渡って、都にいる妻に逢いたい）
また、1,300年前に大宰府政庁の後方支援の基地として築かれた熊本県山鹿市の鞠智城（きくちじょう）との縁から、20時からは七夕の宴として「山鹿灯籠踊り」が奉納される。
・七夕飾り：2025年7月1日（火）〜7月7日（月）
・七夕祭：7月7日（月）18:30〜、七夕の宴20:00〜
・太宰府天満宮
・福岡県太宰府市宰府4-7-1
・https://www.dazaifutenmangu.or.jp/omatsuri/tanabata
