浮世絵といえば版画、「錦絵」といったイメージが一般化してしまっているが、浮世絵師の多くは、筆で描いた「肉筆画」つまり「肉筆浮世絵」を制作していた。最初から最後の一筆まで浮世絵師が手がける一点ものの浮世絵には、浮世絵師の力量が余すところなく発揮されている。約170点に及ぶ「肉筆浮世絵」の展示会場には、特設の春画展示室も設けてある（18歳未満入場不可）。浮世絵を知る上で欠かせないジャンルの一つである「春画」。浮世絵師が技巧を凝らして老若男女の性の営みを描いた作品は、表情豊かかつダイナミックに「性」を表現し、時折添えられている文章は見るものにさらに強い印象を与える。「肉筆画」でしか表現できない浮世絵をじっくりと目にすることができるまたとない機会、外国人のお友達を連れて訪れてはいかが？
☆Fukuoka Now読者特典☆抽選で1名の方に「肉筆浮世絵展」のペアご招待券をプレゼント！応募フォームに記入して、美しい「肉筆浮世絵」の世界を堪能しよう！応募フォームはこちら。締め切りは8月24日（月）9:00、当選者にのみ後日ご連絡させていただきます。当選者は8月26（水）17:00までに返信をしていただき、9月2日18:00までに天神のフクオカ・ナウのオフィスに取りに来ていただきます。
(菱川宗理《見立六歌仙図》板橋区立美術館蔵)
• 8月8日（土）〜9月20日（日）
• 8月：9:30〜19:30（日曜〜17:30）、9月：9:30〜17:30、8月9月ともに入館は閉館の30分前まで）
• 一般（18歳以上）：¥1,400、高校生（18歳未満）：¥800、小中生：¥500、着物・浴衣割引：会期中、着物・浴衣を着て会場に行くと、当日料金より¥200割引。
• 福岡市美術館
• 中央区大濠公園1-6
• 092-714-6051
• http://ukiyoe-paintings.jp/index.html
