毎年5月3日と4日に開催される福岡市最大規模の祭り、「博多どんたく港まつり」。起源は約850年以上前の伝統行事「博多松囃子」にさかのぼり、「どんたく」という名称はオランダ語の“Zondag(休日)”に由来するとされています。例年200万人以上が訪れ、明治通りのパレードや市内各所の演舞台を中心に展開されます。学生によるマーチングやスポーツチームのPR、企業・団体のどんたく隊など多様な参加が見られ、地元では新入社員が加わる風景も定着しています。
博多どんたく港まつり
日時:2026年5月3日(日祝)〜5月4日(月祝)
前夜祭:5月2日(土)
会場:福岡市都市部(明治通り、博多駅、天神、大名)
主催:福岡市民の祭り振興会(福岡市・福岡商工会議所・福岡観光コンベンションビューロー)
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Photo provided by 福岡市民の祭り振興会
どんたくの楽しみ方・見どころ
福岡の都市部で展開されるどんたくのアクセスは便利です。博多駅、地下鉄天神駅を起点に各会場へ徒歩で移動できます。また、どんたくには雨がつきもの、というジンクスもあります。雨天時は一部内容が変更または中止となる場合がありますが、雨でも祭りムードはまち中に溢れています。
尚、パレードやステージでの演舞への参加は、毎年12月中旬に公式サイトで行われる事前受付によって加わることができます。一緒に楽しみたい人には、最終日に誰もが参加できる総踊りがあります。
どんたくイベントスケジュール
・前夜祭(5月2日)
本番前日に開催されるステージイベントです。主要会場で実施されます。
・式典(5月3日)
・博多松囃子(5月3&4日)
福神・恵比須・大黒の三福神が馬に乗り、稚児や通りもんなどで構成される一行が櫛田神社から出発し、馬に乗って神社仏閣や由緒ある家々を巡ります。
・どんたくパレード(5月3&4日)
呉服町から天神にかけての明治通りで実施される行列形式の催しです。時間帯により交通規制が行われ、沿道から観覧できます。
・どんたく花のマーチングパレード(5月4日)
・各都市どんたく隊(5月3&4日)
・はかた駅前どんたくストリート(5月3&4日)
・にしてつ花自動車(5月2〜4日)
・演舞台(5月3&4日)
市内中心部に複数設置され、団体ごとに入れ替わりで演舞が行われます。場所ごとに規模や内容が異なります。
・総踊り(5月4日)
最終日に行われる参加型の踊りは、来場者も加わることができます。
博多どんたく豆知識
・まつりのシンボル(しゃもじ、にわか、花笠)
・どんたくの唄「ぼんち可愛やねんねしな」
・オフィシャルグッズ
どんたくイベント概要
前夜祭
翌日からはじまる祭りに向けて、福岡市民の祭り振興会など、どんたく開催を支える人々と、市民が一緒になってどんたくの開催を祝う。警察音楽隊の演奏に始まり、博多松ばやしの入場セレモニー、稚児舞や前回入賞どんたく隊のステージに続き、今年のスペシャルゲストは、歌手の島谷ひとみ。
・2026年5月2日(土)開場16:00~、開演17:00〜20:30
・会場:お祭り本舞台(福岡市役所前ふれあい広場)
・入場無料
https://www.dontaku.fukunet.or.jp/view/eve-of-festival/
式典
福岡市民の祭りの振興会役員並びに関係者が集まり「博多どんたく港まつり」の開幕を祝う。
・2026年5月3日(日祝)
・11:00〜11:30
・会場:博多駅前本舞台(JR博多駅 博多口駅前広場)
https://www.dontaku.fukunet.or.jp/view/ceremony/
博多松囃子(まつばやし)
博多どんたくの起源とされる中世芸能の趣が色濃く残る民俗行事で、約850年の歴史を持ちます。もとは新年を祝うため、仮装した人々が神社仏閣や由緒ある家々を巡り、舞や囃子を披露して祝意を伝える風習として行われてきました。現在の「博多松囃子」では、福神・恵比須・大黒の三福神が馬に乗り、稚児や通りもんなどで構成される一行が3日は博多部、4日は福岡部を巡行します。博多どんたくのパレードは、この博多松囃子を先頭に始まります。
*順路と位置は、リアルタイムで確認できます。
・2026年5月3日(日祝)〜5月4日(月祝)
・9:00〜17:00
・出発:櫛田神社(福岡市博多区上川端町1−41)
https://www.dontaku.fukunet.or.jp/view/matsubayashi/

Photo provided by 福岡市民の祭り振興会

Photo provided by 福岡市民の祭り振興会
Kyushu Live – どんたくのルーツ博多松囃子(2023年5月3日配信)
どんたくパレード
明治通り(呉服町から天神間)の約1,270mを舞台に、どんたく隊がおもいおもいの格好で祝賀行事を繰り広げます。
・2026年5月3日(日祝)13:05〜19:00、5月4日(月祝)14:05〜19:00
・どんたく広場(呉服町交差点〜福岡市役所)
https://www.dontaku.fukunet.or.jp/program/parade/

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Kyushu Live – パレード、街並み、福岡の人!! 博多どんたくライブ配信(2023年5月3日配信)
どんたく花のマーチングパレード
幼・小中・高・大学・民間のマーチングバンドが華麗な演奏パレードを繰り広げます。
・2026年5月4日(月祝)
・14:10〜15:40(パレード)、15:30〜17:20(フェスティバル)
・会場:どんたく広場(明治通り)、お祭り本舞台(福岡市役所ふれあい広場)
https://www.dontaku.fukunet.or.jp/view/marching/
各都市どんたく隊
久留米や柳川市、西海市、そして、海外からはタイ、マレーシア、ミャンマーに加え、今年はインドも新たに参加します。国内外のお祭りがどんたくパレードに参加し、交流を行います。
・2026年5月3日(日祝)14:31〜、5月4日(月祝)15:10〜
・会場:どんたく広場(明治通り)
パレードスケジュール
はかた駅前どんたくストリート
博多駅前2丁目交差点付近から約150mのはかた駅前通りが、どんたく期間中は路上ストリートに変わり、賑やかな場に変身します。今年は2日間で延べ42団体、総勢約2,300名と参加は過去最多。
・2026年5月3日(日祝)9:30〜10:45頃、5月4日(月祝)9:30〜11:55
・会場:はかた駅前通り
https://hakata-machi.jp/bustles/5583/
にしてつ花自動車
1949年からどんたくでの運行が始まった花自動車。大型車両に1,000万個のLEDや造花が、毎年世相を反映したテーマで飾り付けされます。
今年のテーマは;
1.マリンワールド海の中道『奄美の森の守り神「ハブ」を発展示!いのちめぐる森オープン!』
2.トイ・ストーリー5『日本公開から30年~「トイ・ストーリー」が映画館に帰ってくる~』
3.福岡ソフトバンクホークス&アビスパ福岡『頂点を目指してはばたけ!』
環境配慮型の次世代バイオディーゼル燃料で走る3台が市内各所を巡り、姪浜や西新エリアまで運行します。
*「にしてつ花自動車ナビ」でライブで位置確認ができます。
・2026年5月2日(土)〜5月4日(月祝)
・5月2日15:55〜19:35、5月3日10:56〜20:25、5月4日10:05〜21:00
・コース:どんたく広場を含む市内幹線道路を巡回
https://www.nishitetsu.jp/livingservice/hanaji/

Photo provided by 福岡市民の祭り振興会
演舞台
福岡市内に設置される約30カ所の演舞台では、どんたく隊が踊りを披露するほか、様々なステージイベントが催されます。今年は「天神ワンビル演舞台」と博多駅前に「西日本シティビル演舞台」が新設されます。
・2026年5月3日(日祝)〜5月4日(月祝)
・時間は各演舞台により異なる
・https://www.dontaku.fukunet.or.jp/stage/
・演舞台マップ
総おどり
どんたくのフィナーレを飾るのは、誰もが飛び入り参加できる総踊り。皆で一緒に盛り上がろう!
・2026年5月4日(月祝)
・17:50〜18:20
・会場:呉服町拠点、中洲川端拠点、水上公園(広場本部)、どんたく広場(お祭り本舞台)
https://www.dontaku.fukunet.or.jp/view/soodori/

Photo provided by 福岡市民の祭り振興会
博多どんたく豆知識
・しゃもじ
博多どんたくでは、参加者がしゃもじを打ち鳴らしながら街を練り歩きます。由来は、商家の前をどんたく囃子が通りかかった時、そのオハヤシの見事な音色に食事支度中の商家のおかみさんが手にもっていたシャモジを叩いてお囃子(おはやし)に加わったことから始まるとされています。現在も象徴的な道具として広く使われています。
・にわか
「にわか面」は、博多の伝統芸能「博多にわか」で用いられる半面です。博多弁による掛け合いと、最後に落ちをつける即興的な笑劇が特徴で、祭りの中でもユーモアの要素を担います。起源には諸説あり、江戸初期に黒田藩のもとで広まったとされています。
・花笠
どんたくに参加するグループはそれぞれの衣装や仮装でしゃもじを叩きながら街を練り歩きますが、女性の多くが「花笠」を被っています。由来は明確ではありませんが、戦後のどんたく復興期以降に広く普及したとされています。
どんたくの唄「ぼんち可愛やねんねしな」
「ぼんち可愛いや寝んねしな 品川女郎衆は十匁 十匁の鉄砲玉 玉屋が川へスッポンポン」。
これはしりとり歌で、江戸で流行したのは幕末からだとか。一説には、下関の亀山八幡宮の五穀祭で唄われていた「八丁浜踊り」のお囃子が、明治20年代に下関の芸者が博多に移った際に一緒に伝わったと言われています。他説としては、博多呉服町の菓子屋河原田平兵衛が東京栄多楼に弟子入りし、職場で歌を覚えて帰り、1906年(明治39年)のどんたくの時に歌い始めたのがきっかけだという説もあります。
オフィシャルグッズ
どんたくのロゴ入りオリジナル博多木札や、西島伊三雄(にしじまいさお)氏デザインの扇子、一筆箋などのオリジナルグッズが販売される。お土産にも喜ばれそう。
・福岡市民の祭り50周年史(限定500冊)¥2,500
・オリジナル博多木札¥500
・一筆箋¥300
・絵はがき5枚セット¥450
・手ぬぐい¥500
・絵入りしゃもじ¥1,000(2本1セット)
・焼印しゃもじ¥500(2本1セット)
・オリジナル扇子¥2,000
・博多どんたく港まつりオリジナルCD¥1,000
・第63回・第64回記念木札¥770
・マグカップ¥3,000、4,000
どんたく当日販売場所
・博多駅総合案内所 9:00〜18:00
・天神特設案内所(どんたく広場 アクロス前)5月3日11:00〜19:00、5月4日12:00〜19:00
https://www.dontaku.fukunet.or.jp/view/goods/
Last updated April 2026.
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