冬の山鹿でのんびり歩き. 灯籠の街・山鹿の冬を彩るイベント『山鹿灯籠浪漫・百華百彩』。期間中、毎週金曜日と土曜日に古い町並みを残す豊前街道沿いは、竹と番傘を使った光のモニュメントに彩られる他、市内各地でさまざまなイベントが開催される。八千代座では大迫力の伝統芸能『山鹿太鼓』と艶やかなの舞いが印象的な『山鹿灯籠踊り』が上演される。その他、豊前街道沿いの酒蔵や味噌蔵などの商家を地元の案内人と巡る街歩きツアー『米米惣門ツアー』や街道沿いを人力車で巡るツアーなどお楽しみがもりだくさん。冷たく澄んだ冬の空気を温かく包む灯籠の光を楽しみながら、静かな歴史の街・山鹿の風情にふれてみては？
『米米惣門ツアー』
1時間コース
料金500円（お飲み物付き）
水曜定休
要予約
山鹿人力車
※平日2組限定（要予約）の『山鹿三昧プラン』もおすすめ。
お問い合わせ／0968-43-2952（山鹿温泉観光協会）
豊前街道沿いのウォーキングマップ
土蔵造りの商家がならぶ豊前街道沿い。ギャラリーやおみやげ、温泉など、そぞろ歩きにぴったりだ！
八千代座
江戸時代の建築様式を用いて明治43年に作られた歌舞伎小屋。花道や人力で回転させる廻り舞台などが残る国指定の重要文化財である。
山鹿市山鹿1499
0968-44-4004
第2水曜休館、12/29～1/1休館
※公演日以外は館内を見学することもできる。
あし湯
天然温泉のまろやかな肌ざわりと、足元に敷き詰められた小石がほどよく刺激的。市内にはおよそ60カ所の温泉がある。
山鹿市山鹿1565-2
0968-43-1579
8：00～22：00
無料
さくら湯（公衆浴場）
風呂嫌いで知られる宮本武蔵もかつてはこの地でくつろいだという話に由来する武蔵像が目印。飲用の温泉を持ち帰ることもできる。
山鹿市山鹿1
0968-43-1802
6:00～24:00
＼150（休憩＼500）
第3水曜休館
山鹿灯籠民芸館
大正ロマン漂う洋風建築が印象的な民芸館。館内には、城造りや神殿造りといわれるさまざまな灯籠がずらり。
山鹿市山鹿1606-2
0968-43-1152
9:00～18:00
210円（小中学生100円）
12/29～1/1休館
千代の園酒造
「米米惣門ツアー」のコースのひとつ。明治29年創業の千代の園酒造では、昔の酒造りの様子を見学することができる。
山鹿市山鹿1782
0968-43-2161
〈酒造資料館〉
８:00～17:00
日曜・祭日休館、その他月２日
無料
おみやげ
灯籠もなか／600円～
灯籠の街・山鹿にぴったりなおみやげを発見。灯籠踊りで頭に乗せる金灯籠をかたどった最中で、市内には4軒のお店で製造されている。それぞれに異なる形、甘みの中からお気に入りを探してみて。
阿部永和堂（あべえいわどう）0968-43-2556
西益屋（にしますや）0968-43-3033
早瀬錦堂（はやせにしきどう）0968-43-2611
富田果舗（とみたかほ）0968-43-3389
八十八パン／500円
地元で製粉した米粉を使い、しっとりもちもちに焼き上げたボリュームのある八十八パン。米の甘みを最大に引き出した食感に根強いファンは多い。きなこやみそ風味もある。
パン工房かんぱーにゅ
山鹿市鹿本町梶屋1257（水辺プラザかもと）
0968-46-1126
10:00～19:00（土日祝日～20:00）
無休
アクセス
自動車 約1時間／1,900円
太宰府I.C.ー（九州自動車道／約50分／2,200円）ー菊水I.C.ー（県道16号／約10分）ー山鹿市
電車 約2時間／3,750円
博多駅ー（鹿児島本線／約1時間10分／2,990円）ーJR玉名駅ー（九州産交バス／50分／760円） ー山鹿バスセンター
バス 約1時間30分／2,400円
天神バスセンターー（西鉄バス／九州産交バス／約1時間15分／1,950円）ー植木I.C.ー（九州産交バス／約30分／450円）ー山鹿バスセンター
問い合わせ先
山鹿市観光振興課
0968-43-1579
山鹿探訪なび
www.city.yamaga.kumamoto.jp/kankoh
九州ガイド
1月26日（金）～2月24日（土）の金・土曜日開催
豊前街道沿い、古くから温泉で栄えた山鹿の街が、艶やかな竹灯りや傘灯籠の光りで幻想的な雰囲気に包まれる。
Originally published in Fukuoka Now magazine (fn97 Jan. 2007)
