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はかた伝統工芸館
福岡の伝統工芸品の代表格である博多織や博多人形をはじめ、博多曲物（まげもの）、博多独楽（こま）、博多鋏（はさみ）などの作品が、職人たちによって継承されてきた「技」や「伝統」の紹介と合わせて展示されている。中でも、時代とともに変化する博多人形の作風を感じられる展示や、館のシンボルとして作られた「福の神」は見応えがある。1階には週替わりの企画展示や、コーヒーや抹茶を楽しめるカフェがあるので、櫛田神社の観光がてらに立ち寄るにもちょうど良いスポットだ。
はかた伝統工芸館
所在：福岡市博多区上川端町6-1（櫛田神社横）
営業：10:00 ~ 18:00（入館は17:30まで）
定休：水曜（祝日の場合は翌日）、12月29〜31日
電話：092-409-5450
http://hakata-dentou-kougeikan.jp/
ナガタパン箱崎店
筥崎宮一之鳥居の前に、地域の人に愛される昔懐かしい佇まいのパン屋がある。古民家を改修した店内は、タイムスリップしたかのような穏やかな時間が流れ、1972年に春日市で創業したナガタパンが追求し続けている「本当に美味しいパン」が、ここ箱崎店でも次々と焼き上がる。ショーケースには、昔ながらのクリームパンやメロンパンをはじめ、外側はカリッと、中はふんわりした石釜で焼くパンなど40〜50種類ほどが並び、お目当のパンの焼き上がりに合わせて訪れる常連や、食事やおやつを求める学生など老若男女が次々と買い求めていく。焼きたてパンをすぐに食べたい！のであれば、購入したパンは、2階のカフェスペースで落ち着いて食べることもできる。
ナガタパン箱崎店
所在：福岡市東区箱崎1-44-20
営業：8:00〜19:00
定休：第一火曜日、年末年始（12月31日〜1月3日）、お盆（8月13日〜15日）
電話：092-643-8680
http://www.pannagata.com/hako.html
メニュー：メロンパン¥120、クリームパン¥140、練乳パン¥130、明太フランス¥190、チョココルネ¥140、食パン（1/2）¥370、瓶入り珈琲牛乳¥160
生粉蕎麦 玄
抜群のコストパフォーマンスを誇るとっておきの蕎麦店を紹介しよう。蕎麦の美味しい条件「挽きたて・打ちたて・茹でたて」の”三たて”が揃い、つなぎ無しの蕎麦粉100％の十割蕎麦をつかう、端正な店構えの蕎麦店「玄」長浜本店は、その日に使う蕎麦のみを、店内にある石臼で挽き、水を加えて蕎麦を打つ。十割蕎麦特有のコシと香りを楽しむために、茹で上げてから5分以内に食べられるよう、注文を受けてから茹でる。無駄をそぎ落とし、真面目に蕎麦に向きあった結果、このパフォーマンスが実現しているのだ。蕎麦の旨みをシンプルに味わうなら「ざるそば」を、鶏と長ネギの旨み成分がたっぷり入った温かい出汁に、ざるそばをつけていただく「鶏なんばん」は、冬場に人気のメニュー。かけそば（そばに温かい出汁をかけたもの）に、ニシンの甘露煮を乗せた「にしんそば」は、関東風の濃口醤油をつかった出汁と合わせていただきたい。17時以降は蕎麦店ならではのアテも楽しむこができる。注文の都度、蕎麦粉と山芋を擦り合わて作る揚げ団子を出汁と合わせていただく「そばがきの揚げ出し」や、薄くてカリカリの蕎麦粉の生地に鶏そぼろ、柚子風味の蕎麦味噌にチーズを乗せた「そばピザ」など、「玄」オリジナルのメニューはぜひ試したい。
温かい蕎麦は、出汁の効いた薄味「しろ味」に、50円プラスで旨味ある濃口醤油を加えた関東風の出汁「くろ味」に変えることができる。
生粉蕎麦 玄
所在：福岡市中央区長浜1-2-24
営業：11:00〜22:30（L.O 22:00）
定休：無休
電話：092-714-0355
カード利用不可
禁煙
http://www.sbhotel.net/gen/gen_nagahama.html
メニュー：ざるそば¥290、天ざる¥490、鶏なんばん¥490、にしんそば¥590、*そばピザ¥550、*さつま揚げ（イカ）¥390、*そばがきの揚げ出し¥390、*明太スティック¥290、生ビール¥480、日本酒（1合）¥480
（* メニューは17:00以降）
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn205, Jan. 2016)
