名だたる浮世絵師の300を超える作品を、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使したグラフィカルなデジタルアート作品として描き、立体的な映像空間で浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートミュージアムが、博多駅の上に期間限定でオープンしています。
その名も「動き出す浮世絵展 FUKUOKA」。
これまでに名古屋、ミラノ、鹿児島、東京で開催し、25万人を超える人々が体験したイマーシブアート。5カ所目となる福岡では、福岡に由来がある浮世絵を集めたコーナーや、より効果的にレイアウトを施した「滝」のエリアなど、これまでの展示をバージョンアップさせたベスト版を体感することができます。
会場は、写真も動画も撮影可能。自分で体感することはもちろん、映像の中に身を投じて撮影するのも楽しみ方の一つです(白い服は映像が映えます!写真の羽織は会場のレンタルサービス利用 / ¥500 / 〜7月11日)。
テーマごとの9つの映像空間で、それぞれ3〜10分程度のコンテンツが繰り返し投影されているので、まずはゆっくり見て、それから撮影タイミングを掴むといい絵が撮れますよ!
福岡会場では、嗅覚を刺激する仕掛けも登場。
美人画の世界に没入できる「麗」の空間では、喜多川歌麿の代表作「を持つ女」に描かれた、柔らかな色香と気品を表現した香りが漂います。
江戸のポップカルチャーを彩る「雅」の空間では、「花火」の香り。鮮やかで心踊る映像表現と、富士山のインスタレーションと共に没入体験を楽しめます。
展示で用いられる日本の技を結集した香水ブランド『破天荒』の香水は、物販コーナーで購入することができます。
また、動画で魅せるインスタレーションに加え、江戸時代のオリジナルの浮世絵も多数展示されています。復刻版も含めると全部で28点。誰もが知る著名な浮世絵師の作品300点以上をもとに作られたデジタルアート作品と合わせて鑑賞することで、違った観点で見ることができるはず。
子どもと一緒に遊ぶことができる遊具コーナーもあります。
ショップコーナーは、オリジナルアイテムも多数。小物からこんなジャケットまで!
会場は涼しく、アクセスも便利な博多駅直結。ひとりでゆっくり過ごしたり、気の合う仲間と一緒に楽しむのに最適です。
7月15日までは博多祇園山笠の飾り山笠が博多駅前広場に飾られていますよ!
動き出す浮世絵展 FUKUOKA
・2025年6月28日(土) 〜 8月17日(日)
・10:00~20:00(最終入場19:15)
・JR九州ホール(福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ9F)
・入場料:¥2,200、高・大・専門学生¥1,800、子ども(4才〜中学生)¥900、シニア(65才以上)¥1,900、くうてん¥1,000食事券付きセット券¥3,000、3才以下入場無料
* 会場にて当日券購入時にJQカード or 阪急阪神百貨店発行の各種クレジットカード提示で¥100割引
* 当日会場にて、学生証や年齢のわかるものをご提示いただく場合がございます。
・動き出す浮世絵展 FUKUOKA 公式サイト