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愛を誓う日バレンタインと、切っても切れないチョコレートの関係

本初?世界初?チョコレートがバレンタイン向けアイテムとなったのも、外国人向け媒体でした
〜For Your Valentine, Make a Present of Chocolates

鎖国時代の日本にきた外国人が、嗜好品として持ち込んだことで日本上陸を果たしたチョコレートも、独自の発展を遂げ、「愛の告白を行う日:バレンタインデー」の重要アイテムとして、日本国内で果たす役割は大きい。しかし最近は、「愛の告白」よりもチョコレートを選んだり作ったりするプロセスを楽しむ人(特に女性)が増加中で、チョコレートを渡す相手も、女性であることが多いとか。チョコレートのトレンドも、見栄え重視の「映え」もの、原材料や生産スタイルにこだわるビーントゥバー、そして、高カカオポリフェノールのチョコなど健康をキーワードにしたものに推移している。今や、イベントとして盛り上がりを見せるバレンタインデー。国内外から多種多様なチョコレートが集まるチョコの祭典としても注目したい。

日本におけるチョコレートの歴史

1797年3月
外国との交易の窓口であった長崎・出島に出入りしていた遊女が、オランダ人から「しょくらあと」を6つもらう。これが史料に記された日本で最初のチョコレート

1918年
まだチョコレートが高級な輸入品ばかりで庶民の手に届かなかった時代に、森永製菓が日本初のチョコレート一貫製造による国産ミルクチョコレートを発売開始

1936年2月
神戸のチョコレートメーカー「モロゾフ」が、外国人向け英字新聞に「バレンタインに愛の贈り物としてチョコレートを贈りましょう」と広告出稿

1942年
福岡市博多区にチョコレート専門店「チョコレートショップ」開業

1951年2月
「バレンタインデーにチョコレート」を大阪の阪急百貨店が全国に先駆け、毎年恒例の企画として開始

1962年
松尾製菓(福岡県田川市)がチョコレート部門を設け「チロルチョコレート」を販売開始

1970年代
バレンタインデーが「女子から男子へ告白できる日」として小中高の女子学生たちで盛り上がる。

1980年代
バレンタインデーにOLたちがチョコを購入するようになり「義理チョコ」文化が誕生。

2010年代〜
ハイカカオチョコや乳酸菌入りなど機能を強化したチョコレートが登場し、チョコレート市場が拡大

バレンタインデーならではのチョコの種類

本命チョコ
正統派。その名の通り、本命の人にあげる一番気合が入ったチョコ。

逆チョコ
女性から男性に渡すのではなく、バレンタインデーに男性から女性に渡すもの。好意を表すものとして渡す場合が多い。

義理チョコ
女性から男性に贈る、恋愛感情なしのチョコレート。見返りを求めて配られる場合も多い。

友チョコ
同性同士、ほとんどが女性同士で贈り合う。

マイチョコ、ご褒美チョコ
自分が楽しむためのチョコレート。商品が充実するバレンタインデーは、チョコレート好きにとっては格好のショッピングチャンスでもあるのだ。

ファミチョコ
家族に渡すもの。

Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn242, Feb. 2019)

Category
Food & Drink
Fukuoka City
Published: Jan 31, 2019 / Last Updated: Jan 31, 2019

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