2007年8月19日朝8時、天神イムズビル前。しなやかな肢体と輝くブルーアイが豹やチーターを思い起こさせ、美しくも野性的な魅力をもつイギリス人ウォーレンは、スタイリッシュにカスタマイズされたBMW GS1200で、北海道まで20日間の日本列島縦断ツーリングに挑戦する。バイクへのひたむきな思いを胸に一般道路のみを走り、日本各地の景色、道、文化をイギリス人の彼が実際に体験して『奥の細道』を綴るという。松尾芭蕉ならぬ、ウォーレンの『奥の細道』は、ウェブサイトや、旅をしながら作る予定のDVD（売上収益の一部は、福岡の孤児施設に寄付予定）で見ることができる。日本各地のまだ見ぬ地での経験や、バイクツーリングに関するアドバイスなどを読んで、私たちも一緒に行った気分になれるかも。
太陽とアスファルトとの熱で燃えるような暑さの中、短期間で列島を走破する今回の挑戦はほんの始まりにすぎず、来年はスペイン、アメリカ、イタリアを、そして2年後の2009年には世界一周ツーリングを予定しているそう。一緒に参加したい勇気あるチャレンジャーは、ウェブサイトから熱意を伝えてみては？
＜ウォーレンの奥の細道＞www.japanbymotorbike.com
出身：サウスポート・イングランド
日本滞在歴：14年
職業：元プロボクサー、バイクレーサー
Originally published in Fukuoka Now magazine (fn104, Aug. 2007)
