アジアの近現代美術に影響を与えた民俗芸術などを収集する、福岡アジア美術館の大型コレクション展。所蔵作品約5,700点の中から、アジアの暮らしや文化のルーツを作品に取り込み、斬新な現代美術の表現を生んだアーティストたちの作品約50点を紹介する。布、糸、刺繍、籐細工、切り紙などの素材の面白さと巧みな手業、そして、洗練されたデザイン感覚や造形力が大きな見どころだ。
会場は4つのコーナーにわかれ、アジアの暮らしにおける華やかな祝いや祭り、次に祝祭を彩ってきたさまざまな手業を経て、きらめく光と影の空間、そして瞑想の森へと進む。アジアのアーティストたちは、どのように自分たちの暮らしの手わざをひもとき、未来を編み直してきたのか。既存の枠にとらわれない、個性際立つコレクションを楽しめる。
・2025年4月24日（木） 〜 6月22日（日）
・9:30〜18:00（金土は20:00まで）*最終入場は30分前まで
・休館：水曜（祝日の場合は翌平日）
・¥200、高大生¥150、中学生以下無料
・福岡アジア美術館 アジアギャラリー
・福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7F
・https://faam.city.fukuoka.lg.jp/exhibition/23516/
