実戦を通して進化を遂げた刀剣・甲冑の歴史的変遷を紹介する大展覧会。武士が身にまとった甲冑・刀剣など、日本古来の武具は単なる戦いのための道具の枠を越え、各時代における美術工芸品の粋と精神性を反映した美術品にまで昇華しました。本展覧会では、武士団が勃興した平安時代中期から桃山時代にいたる、約600年間にわたる甲冑・刀剣等の優品約150点を一堂に展観。戦場における実用のなかで研ぎ澄まされてきた甲冑・刀剣の歴史的な進化を紹介します。
尚、約150点の展示品のうち、約6割を国の指定文化財が占め、北は東北、南は九州まで、全国各地の有名神社・旧大名家・博物館・美術館の名宝を集めた絢爛豪華な展覧会です。
特別展 侍 ～もののふの美の系譜～ The Exhibition of SAMURAI
・2019年9月7日（土）～11月4日（月・振休）
・9:30～17:30（入場は17:00まで）
・休館日：毎週月曜（※月曜が祝日の場合は翌平日休館）
・一般¥1,500、高大生¥900、中学生以下無料
※前売は各¥200引き：ローソンチケット（Lコード：81363）、チケットぴあ（Pコード：992-057）、他で販売
※外国籍の方（パスポート、在留カードなど国籍の証明できるものを提示）：当日料金から¥200で入場可能。
・福岡市博物館
・福岡市早良区百道浜3-1-1
・092-845-5011
・https://samurai2019.jp/
国宝刀 金象嵌銘 長谷部国重本阿（花押）/ 黒田筑前守 名物 圧切長谷部（福岡市博物館蔵）
国宝太刀 銘 筑州往左 名物 江雪左文字（ふくやま美術館蔵・小松安弘コレクション）
重要文化財 紺糸威胴丸（林原美術館蔵）
