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ベロタクシーで散策する博多の伝統文化

年秋には、ガイドに案内されながら博多の名所・旧跡を回る「博多情緒めぐり」など、多彩な催しものが博多エリアで行われています。歩いて回るのも楽しいですが、今年はベロタクシーを利用してみませんか?

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ベロタクシーはドイツで生まれた環境にやさしい自転車タクシー。福岡の街中でもよく見かけるようになりましたが、その中にちょっと変わったラッピングの1台が走っています。車体に描かれているのは、博多の名産品として有名な博多織の代表的な模様「献上柄」。そして大きく「博多かたりベロタクシー」と書かれています。「かたりべ」とは歴史や文化を語ってくれるガイドさんのこと。つまり博多の歴史や文化について語りながら案内してくれるベロタクシーなのです。

ドライバーを務めるのは、福岡市が主催する博多のガイド養成講座を受講した人たちです。ですから博多の観光名所やその由来について、いろいろな知識を身につけています。博多の町は比較的狭い範囲に櫛田神社、聖福寺、承天寺といった見どころが点在しています。また細い路地が多いため、徒歩か自転車を利用するのがいちばんです。ベロタクシーなら乗っているだけでいろいろ連れて行ってくれるし、加えて自分たちだけの専用ガイドさんがいるので、気兼ねなく質問できて思う存分楽しむことができます。
「博多かたりベロタクシー」は今年5月から走り始めましたが、車体が目立つためか利用者にも人気が高いそうです。古き良き風情が残る博多エリアはもちろん、福岡城趾や美しい公園のある大濠エリアや、ショッピングが楽しめる天神エリアなども案内してくれます。街中で見かけたら、ぜひ利用してみてください。

Originally published in Fukuoka Now magazine (fn154, Oct. 2011

Category
Art & Culture
Fukuoka City
Published: Oct 1, 2011 / Last Updated: Jun 18, 2019

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