ミッシェル・ザカライアス
出身：ウィニペグ、カナダ
滞在：21年
肩書き：安川電機勤務、芸術家
ミッシェル・ザカライアスは日本に20年以上住んでいるカナダ人アーティスト。主に色鉛筆を使って制作活動を行っており、昨年は京都芸術祭で国際芸術賞を受賞した。複雑な色使いと混沌とした作風が保守的だとか、芸術的すぎるとの批評家のコメントも理解しているが、彼女にとって芸術とは、商業的でも概念的でもなく、自分自身が楽しんで取り組むものなのだ。カナダのウィニペグで、芸術が身近な環境で生まれた育った彼女は、福岡にいるアーティストたちがどのようにして交流し、より積極的にアイディア共有できるかを常に考えており、2013年2月11〜17日に予定している紺屋ギャラリーでエリダ・マリア・マツモトとのイベントが、展示会に留まらず、意見や情報交換の場となることを期待している。ミッシェルのカラフルな作品を展示するのにも、冬の憂鬱な雰囲気を吹き飛ばすのにもうってつけの紺屋ギャラリーで、彼女のアート気質に触れてみたい。（http://konya2023.travelers-project.info/）
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn169, Jan. 2013)
