博多駅前で再整備が進む明治公園が、2026年8月7日に開園します。
Park-PFI制度を活用した都市公園プロジェクトとして整備され、飲食店や都市型スパを含む7店舗が出店。博多駅前エリアに、新たなにぎわいと滞在を生む都市空間が誕生します。

提供 東京建物株式会社
今回の計画で特徴的なのは、単なる“駅前公園のリニューアル”ではない点。
容積率緩和などを活用しながら、博多駅周辺の老朽ビル更新や歩行空間整備を進める福岡市の都市再生プロジェクト「博多コネクティッド」の流れの中で、明治公園は居心地のよい都市空間・滞在する場所へと役割を変えようとしています。

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デザイン監修を手がけるのは、太宰府天満宮仮殿や大阪・関西万博でも注目を集める建築家・藤本壮介氏。園内には、樹木の間を縫うように巡る立体園路と、個性の異なる5つの広場が配置されます。
地上だけではない公園体験
都市公園の中に立体的な動線を挿入することで、視点の高さや歩行体験そのものをデザインしていることも印象的です。近年、世界の都市開発でも重要視される「パブリックスペースの体験価値」を、福岡の駅前スケールで実装する試みとも言えます。
公園内に並ぶ店舗構成は、福岡らしさが表れています。
pain stockの平山氏らが関わりLandicがプロデュースするベーカリー&ビストロ「Land Bageri」、街のロビーのようなイタリアンダイニング「GABBI HAKATA」、音楽とスイーツを楽しめる「POSS COFFEE」、さらに岡山発「400℃ PIZZA」の九州初出店、そして、「樹をあじわうサウナ」がコンセプトの都市型スパ「TOTOPA」など、単なるテナントではなく、過ごし方を提案するラインナップに注目です。

都市の中心部で、木や風、光といった自然感覚を取り戻す場所をつくる—。これまで「移動する場所」として進化してきた博多駅前に、“立ち止まる理由”が生まれようとしています。
駅から公園までをつなぐ西日本シティビル南側の遊歩道を含め、福岡のこれからのパブリックスペースのあり方を示すプロジェクトになりそうです。

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明治公園
- 開園日:2026年8月7日
- 所在地:福岡市博多区博多駅前3-24-3
- 敷地面積:約3,572㎡
- 店舗棟:鉄骨造地上4階建
- デザイン監修:藤本壮介建築設計事務所
- 設計:梓設計
- ランドスケープ設計:ランドスケープむら
- 事業方式:Park-PFI(公募設置管理制度)
出店店舗
- Land Bageri(ベーカリー/ビストロ)
- GABBI HAKATA(イタリアンダイニング)
- POSS COFFEE(カフェ/バー)
- 400℃ PIZZA Piu Hakata(ピッツェリア)
- CONTINUE?(クラフトビールバー)
- TOTOPA 博多駅前店(都市型スパ)
