江戸時代後期に創業した福岡県朝倉市に蔵を構える老舗日本酒蔵元「篠崎」。2020年には焼酎・クラフトジンを製造する朝倉蒸溜所をスタートし、翌年にはウイスキーを製造する新道蒸溜所を設立した。そして、次なるチャレンジはワインだ。
2023年4月、初めて出荷されるワインは、篠崎の拠点・福岡県朝倉市の隣にある、農業が盛んなうきは市のブドウだけを使って作られた。今回蔵出しされたワインには、自社で育てたブドウも一部用いられている。いずれは自分たちで育てるオーガニック栽培のブドウでナチュラルワインを作りたいという。
ニュージーランドの大学、ドイツの大学院にて土壌について学んだ後に、篠崎へ入社した阪本開さんが中心となって手がけたワインは、ブドウのみをタンクに仕込んでつくるLow intervention wine(人的介入を最小限に抑えたワイン)。
キャンベルアーリーと巨峰で作った微発泡でドライな「Ukiha Bubbles」、巨峰だけで作るすっきりエレガントな味わいの「ASAHA」など数種類が、これから酒販店で販売される。
Shindo Wine
株式会社篠崎
福岡県朝倉市比良松626-1
https://shindo-lab.jp/
購入できる酒販店
友添本店
福岡市中央区春吉2-11-18
092-761-6027