天神の街を一望できる上に、天神地下街直結の抜群のロケーションに、コワーキングスペース＆シェアオフィスがオープンしました。
この新たなコワーキングスペース＆シェアオフィスは、延べ床面積約760m2、1〜16人が入れる完全個室オフィス22室、フリーアドレス40席、今春にリニューアルオープンした商業施設「ミーナ天神」の8階にあります。地下鉄「天神」駅から天神地下街を通って徒歩3分、地下鉄を使えば、福岡空港まで約15分、博多駅までは約5分で行くことができる抜群の立地です。
福岡はコワーキングスペースに人が集まる
オープニングを記念して行われたイベントでは、スタートアップシティとして、そして国内外からの移住先として注目集まる福岡について、リアルにビジネスを行う4名のビジネスパーソンがトークセッションを行いました。
遊行
代表 大瀬良 亮
https://yugyo.work/
Steampunk Digital
代表 Aaron Hilton
https://www.linkedin.com/in/aaronhilton
Fukuoka Now
代表 ニック・サーズ
https://www.fukuoka-now.com/
Zero-Ten Park
代表 榎本 二郎
https://zeroten.jp/
世界4カ国12拠点でワークスペース「The Company」を展開し、自身もNYに暮らしたことがあるゼロテンパークの代表・榎本二郎氏は、他都市と比べて、福岡はシェアオフィスの需要が高いため、海外から福岡を訪れる人にも積極的にこの場所を使って欲しい、と考えています。
そのために、外国籍の人が長期間滞在する場合や、福岡を拠点に活動を行う際の課題を解決するためのサポートも今春から始めました。
The Company × Fukuoka Immigration Package Service
海外のビジネスパーソンが福岡に滞在し、福岡で働くために、ホテルライクな住環境（サービスアパートメント）、英語・中国語が対応可能なコンシェルジュサービス、VISAや登記の相談ができる行政書士紹介、登記可能なオフィス提供など、日本への移住をトータルサポート。
https://www.trs-fukuoka.co.jp/lang_module/images/home/en.pdf
デジタルノマド向けのマーケティングサービスを行う遊行の代表・大瀬良亮氏は、世界中を放牧民（ノマド）のように旅しながら、オンラインで仕事をするデジタルノマドが、地域の多様性を刺激する存在であるとした上で、彼らは単独で動くからこそコミュニティを求めていると強調します。
〜海外からの人材・資金を呼び込むためのアクションプラン〜
政府は、ITを活用し世界を渡り歩きながら働く「デジタルノマド」と呼ばれる人材に、専用のビザ（査証）を発給する制度の検討に入った。欧州などで導入の動きが広がっており、日本もこうした高度人材が滞在しやすい環境を整えることで、訪日客消費の拡大につなげる狙いだ。
https://www.cao.go.jp/press/new_wave/20230522.html
（内閣府 2023年5月22日）
自由に見えるデジタルノマドも、孤独は嫌い。それを癒してくれるコミュニティや、ゆるやかな繋がりがある場を提供することは、福岡が得意な分野ではないか、と考えています。
日本に長く住みたいと考えたら、自分のライフスタイルを実現できる福岡に行き着いた、と話すのは、弊社Fukuoka Now 代表のニック・サーズ。大阪、東京で暮らし、一度は生まれ育ったカナダのトロントに帰ったものの、やっぱり日本で暮らしたい、と東京に戻ってきて就職したのが福岡本社の会社でした。勤務先である福岡は住みやすく、1998年には福岡では初の英語でシティ情報を発信するメディア会社 Fukuoka Nowを創業、福岡在住30年以上が経ちます。「福岡はちょうどいいサイズ。東京や大阪に比べるとまだないサービスも多いので、ビジネスチャンスもある」と、福岡の可能性を指摘します。
同じくカナダ出身のアーロン氏は、カナダ通商のスタッフとの縁で福岡在住のエンジニアと知り合い、今ではそのエンジニアがパートナーとなって福岡拠点にエンジニアリングの会社を経営しています。「小さな池の大きな魚効果」を例に挙げ、故郷のバンクーバーや東京などの大きな都市で起業するより、福岡で起業した方が目立ちやすい、自分は大きな魚でいたいと考えて福岡を選んだと言います。
可能性に満ちた福岡。次へのステージを狙うには？
同じく、戦略的に福岡を選んで起業したという榎本氏は、可能性を次のステージへ引き上げるためには、産業の規模を大きくする必要があると言います。顧客を世界中にもつインターナショナルなビジネスを行うITやゲームの会社が福岡には多くあり、エンジニアを採用するにはライフスタイルがある福岡はアドバンテージがあります、とアーロン氏。ただし、英語で仕事ができる人材は多いとは言えないので、そこは外国人にとってチャンスであり、チャレンジでもある、とニック・サーズ。
そういった意味でも、自分の居場所を世界の中から選んで暮らす国際人材のデジタルノマドを歓迎する都市として名乗り出ることは、福岡という街が世界にインパクトを与えることができる、と大瀬良氏は言います。
福岡九州の魅力発信が、もはやライフワークのニック・サーズ。食材も豊かで自然へも容易にアクセスできる九州・福岡は、とにかく暮らしやすい！だからこそ、日本の大都市と比べて物価が安い、ということだけでなく、スタートアップや外国人に対するサポートに行政も力を入れている頑張っている街として、魅力を発信していきましょう！
業界ごとの強いコミュニティが福岡にはある、とアーロン氏。海外からもコミュニティを引っ張ってきて交流して、さらに福岡のコミュニティを強化をしよう！
デジタルノマドを受け入れるには「コミュニティ」の存在が大切だとする大瀬良氏。彼自身も、福岡への行き来を経て、つい先日、賃貸マンションの鍵を受け取り、移住への第一歩を踏み出したばかりです。福岡では日々、いろんなところで人と人が繋がっているということを実感しているそうです。業界を飛び越えて多層的に繋がっている福岡は、言語の壁を超えた付き合いができるはず！
60分ほどのトークイベントは、日本語を中心に英語も飛び交うグローバルセッションで、登壇した4人はまだ話し足りない様子でした。ここThe Companyを通して、多様な人が活発に交流できるようにしたいし、ビジネスももっとグローバルに展開したいので僕も英語を勉強しなおします！皆さんもぜひ！と榎本氏の会場への投げかけで締めくくられました。
The Companyミーナ天神
福岡の7拠点を含む全12拠点のコワーキングスペースを追加料金なしで使い放題できます。 その日の気分やスケジュールによって働く拠点を自由に選べます。 直営5店舗はキャナルシティ博多そば、福岡パルコ内、ミーナ天神内、天神大名西通り、中洲川端にあり、どの拠点も駅近・好アクセス。 運営サポート店や海外店舗も各都市の中心地に位置し、出張やワーケーション先としても最適です。
フリーアドレス形式の共有型コワーキングスペース（一時利用（ドロップイン）¥660/1時間）や、24時間365日使える完全個室型レンタルオフィス（1名用¥49,500/月〜）、会議室、100名以上収容可能なカンファレンスホールも併設。
The Company ミーナ天神店
・所在：福岡市中央区天神4-3-8 ミーナ天神8F
・営業時間：9:00～20:00、土日祝10:00～18:00
・電話：092-401-0754
・https://thecompany.jp/multi-location/mina/
・一時利用（ドロップイン）¥660/1時間
