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八女にお出かけ

岡市街から南へ1時間程車を走らせた場所にある、自然豊かな八女。日本一の玉露など、高級茶の産地としても知られ、山間に広がる棚田や茶畑の風景は、四季折々の美しさを見せてくれる。また、町の中心部には「八女福島」と呼ばれる白壁の町屋が残る一帯があり、昨今は新たにショップや飲食店、小規模の宿泊施設などが加わり、注目の地域でもある。
春の八女に、ふらりと出かけてみてはいかが?

お茶も伝統も里山の景色も

カフェそら

茶畑や棚田が点在する山間の村・星野に、棚田を眺めるカフェがある。近隣で採れる旬の野菜や木の実、山野草をつかった手作りのランチ(¥1,300)は、やさしい味。テラス席や窓辺のカウンター席で星野名産の高級緑茶・玉露とスイーツのセット(¥800)と一緒にゆっくり過ごしたい。

福岡県八女市星野村7925-1
・11:00 ~ 17:00
・店休日:火曜
080-1722-1228
http://hoshinomura-sora.com

恵比寿酒店

八女福島の白壁通りに面する築130年の古民家で営む、酒のセレクトショップ。古くから親しまれる地元の酒はもちろん、近隣エリアの日本酒や焼酎が揃う。角打ちコーナーで、酒や甘酒などのノンアルコールドリンクを楽しむこともできる。

福岡県八女市本町245
・11:00 ~ 19:00
・店休日:火曜
0943-22-8107
https://www.ebisu.ltd

うなぎの寝床

古い町屋によく見られる、間口が狭く奥行きが深い建物の様式をさす「うなぎの寝床」を店名にもつ、九州・筑後地域のアンテナショップ。古民家を改修した店には、作り手の思いが詰まった手仕事の品々(やきもの、久留米絣を使った洋服、生活雑貨など)が、それぞれのストーリーと一緒に紹介されている。

福岡県八女市本町267
・11:30 ~ 18:00
・店休日:火曜、水曜(祝日営業)
0943-22-3699

茶の文化館

日本一の玉露「八女伝統本玉露」の産地、八女。その茶葉をまるごと堪能する「しずく茶(¥800)」や、お茶と和菓子、食事などを楽しむことができる。お茶の生育や製法などの展示の他、抹茶挽き(¥500)や、焙じ茶作り(¥500)、手揉み緑茶作り(¥1,000)などの体験もできる。

福岡県八女市星野村10816-5
・10:00 ~ 17:00
・店休日:火曜
0943-52-3003

八女市茶のくに観光案内所

八女市の観光案内所。名産品の販売や郷土料理のだご汁を食べることができる「観光物産館 ときめき」が併設されている。敷地内には、八女の伝統工芸である仏壇や提灯などが展示される「八女伝統工芸館」や、手すき和紙の実演見学や体験ができる「八女手すき和紙資料館」、「八女民俗資料館」がある。

福岡県八女市本町2-129
・8:30 ~ 17:15
・定休:年末年始
0943-22-6644
http://yame.travel/

観光物産館 ときめき
福岡県八女市本町2-129
0943-22-6644
・9:30~17:00(4月~9月は開館1時間延長~18:00)
・定休:月曜(祝日の場合は営業、振替休日なし)、年末年始

八女伝統工芸館、手すき和紙資料館、民俗資料館
福岡県八女市本町2-123-2
・9:00〜17:00
0943-22-3131
・定休:月曜(祝日の場合は営業、振替休日なし)、年末年始

雛の里・八女ぼんぼりまつり

2020年2月23日~3月22日
八女福島地区の白壁の町並みを中心とした約100軒の民家や商店が、江戸~昭和時代の「箱びな」など各家に伝わるお雛様を飾り、町中が華やいだ雰囲気に染まる。各雛飾り会場に掲げられる桃色の提灯を目印に町を散策しよう。

アクセス
・JR博多駅ー 約45分 ー羽犬塚駅ー 堀川バス約20分 ー 八女市(八女福島バス停)

・西鉄福岡駅ー 約30分 ー西鉄久留米駅ー 西鉄バス約40分 ー 八女市(八女福島バス停)

1日乗り放題の『1Day Pass(¥2,650)』も便利。(通常:電車¥630×2、バス¥510×2)

Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn255, Mar 2020)

Category
Places
Yame
Published: Feb 28, 2020 / Last Updated: Mar 9, 2020

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