Juke Joint


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自然なスタイルでいい音を。音楽はこうして伝わっていく

”  マクドナルドが日本に上陸した1971年、須崎町にあったロック喫茶で2人は出会う。その2人とは、このミュージックバー「ジューク・ジョイント」の店長・坂田 紳一氏と、マネージャー・松本 康氏のこと。””鬼平”” という愛称で親しまれている坂田氏、実は博多のロックシーンにおける伝説のバンド、あの「Sonhouse(サンハウス)」のドラマーとして、多くのミュージシャンに多大な影響を与えてきた人物。一方松本氏は、今年で27年目を迎えるレコード店「ジュークレコード」を構え、多方面に渡り音楽に携わっていく。そして、以来30年親交を交わしてきたこの2人が、今回タッグを組んだと聞けば、そりゃもう興奮やまない音楽ファンたちの姿が目に浮かぶ。
 「ちょうど何かしたいと思ってる時やったとよ」松本氏は言う。””この音楽いいよ=購入のススメ”” ではなく「ただ純粋に聞いてみてほしいだけ。それがいいかどうかは、解説とかコメントとかからじゃなくて、自分の耳で判断するもんやと思うけんね」。だから、こういう場を作った。そしてここに並ぶ約5,000枚のLPと2,000枚のCDはすべて私物、つまり非売品なのだ。「自分が死んだりしてさ、集めたレコードをお墓の周りに並べたって意味ないじゃない、だからみんなに聞いてほしいとよね。あげはしないけど(笑)」。
 酒を片手に音に触れ、音楽談義で盛り上がる。別にマニアックである必要はない、ただ音を楽しめばいい。2人を慕って、福岡ライヴの際に立ち寄るミュージシャンもすでに多いというし、この店の壁がサインでいっぱいになる日もそう遠くはないはずだ。”


福岡市中央区舞鶴1-9-23 2F

092-762-5596

営業時間: 18:00~02:00、金土曜~03:00
休み: なし
料金: チャージ 500円(おつまみ付き)、生ビール 500円~、ウイスキー 500円~、ミックス・ピザ 700円、焼きうどん(梅肉風味) 700円

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