Mogura


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完成されたレトロ空間 懐深いお茶の間ギャラリー

“ 大きな提灯が置かれた古い一軒家の引き戸をガラリ。されば瞬時にターイムトリップ。靴を脱いで室内にあがると、玄関には駄菓子やおもちゃのつまったショウケース、壁一面の歌謡曲の7インチ、テーブルに置かれた箸容れは昔実家にあったような気がするし、おおぶりなテレビはモノクロ、極めつけは、チン!という高らかな音とともに開閉するレジスター、などなど。気持いいほどに徹底された昭和レトロ世界が広がっているのである。
 バー好きが嵩じてとうとう店を出してしまった、という店主の大隈さん。もともとギャラリーだった民家を譲り受けて「ギャラリーカフェ&バー」というスタイルで去年の秋にオープンした。店内の一室には唐津焼のギャラリーがあり、店長を務める小車さんは陶芸作家でもある。俗に「作り手八分、使い手二分」といわれる唐津焼は、実際に使われて初めて完成する焼き物。というわけで店でもオリジナルの作品を使用している。どっしりとした唐津焼で飲む焼酎、これがまた格別なのだ。
 その焼酎はレコードに負けないくらいに店内を埋め尽くしていて、その数なんと470種。写真とコメントのついたメニューは、焼酎好きなら一家に一冊欲しいほどの充実度である。迷ったら焼酎アドバイザーの資格を持つ店主におまかせを。おすすめの一杯を創意工夫(とダジャレ?)に満ちた料理と共に楽しめる。昼はランチ、午後はお茶、夜の食事に、シメの一杯に。もちろんギャラリーを見に来るだけでもOK、といろんな使い方が出来る、郷愁と寛ぎの””昭和食空間””である。”


福岡市中央区白金1-11-25

092-526-5791

<営業時間>カフェ 12:00~18:00 / バー 19:00~26:00(OS25:30)
<休み>日曜(カフェ月曜休)
<料金>チャージ300円(18:00~) 生ビール(エビス)600円、モグラタン 800円、ソバロンチーノ 600円

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