そう、今年もやってきましたセント・パトリックスデー！ 世界中がアイリッシュグリーンに染まる日。もとはと言えば、アイルランドでキリスト教を布教した守護聖人パトリックの功績を讃えると云う、とても神聖な日。っが今では…いくら飲んでも許される！ というアイルランド最大 飲(?!)のお祭りに！ さあ3/17当日は、グリーンの服装にシャムロックを身につけ (じゃなければ、つねられても文句なし！)、ギネス＆グリーンビールを片手に、飲めや歌えや、騒ぎまくろうっ！
アイルランド・トリビア
アイルランド豆知識でセント・パトリックスデーをもっと楽しもう。
1. アイルランドは別名”エメラルド島”と言われるほど、緑豊かな美しい島である。
2. アイルランドには数々の奇跡を起こした女性の守護聖人ブリジットを讃える日 (2/1)もある。 (ちなみにアイルランドでは春を知らせる日と云われている)
3. 聖パトリックはアイルランドから蛇を追い出しただけではなく、なんと死者も甦らせたらしい。
4. セント・パトリックスデーが最初に祝われたのは1737年のボストンだった。
5. 緑はかつて縁起の悪い色と信じられていた。だから緑を身に付けるという習慣ができたのは比較的最近のことである。
知ってて得するアイルランド語！
これが言えればアイリッシュ！
Erin Go Bragh-アイルランド・フォーエバー！
Slainte (スロンチャ) 乾杯
Beannachta Feile Padraig oraibh-セント・パトリックスデーおめでとう！
Dia Duit-こんにちは
Le do thoil-おねがい、どうぞ
Go raibh maith agat-ありがとう
アイルランドのお酒ガイド
ハイ！ 僕はアーロン・モラン。生粋のアイリッシュ。アイルランドでは実は7年間もバーテンダーをやっていたんだ。そんなわけで、パトリックスデーに君のグラス (お腹？)を満たすお酒のあれこれ、今回は特別に教えてあげよう！
ギネス スタウト
有名な黒ビール。深いコクと濃厚な味わい。その力強い飲み口には定評があり、アイリッシュビールの王様として不動の地位を築いている。飲めば飲むほど虜に。
キルケニー
アイルランド南部の町キルケニーにある教会で造られていたビール。GUINNESSと同じエールタイプで、クリーミーな泡と少し赤みがかった色が特徴。すっきりとして重過ぎず、心地よい苦みに満ちている。ギネスは濃すぎてちょっと…って人にお奨め。
ブッシュミルズ
世界最古の蒸留所”オールド・ブッシュミルズ”で作られる歴史を感じる一品。スパイシーで辛口、モルトの薫りが長く残るウィスキー。おだやかな風味でストレートでもロックでもどんなシーンにも合う。ライトな飲み口はカクテルのベースとしても理想的。三度の蒸留が極上のなめらかさを生み出す。
ジェイムソン
シェリー香の奥深い香りと甘やかな口当たり、そして心温まる後味が特徴。世界のアイリッシュ・ウィスキー販売数の大半を占めるベストセラーブランド。驚くほどスムーズだが安定感のある味わい。グレーン・ウィスキーをブレンドしたポット・スティル・ウィスキー。
パワーズ（ゴールドラベル）
2000年度ワールドスピリッツコンペティション金賞受賞。アイルランド国内ではジェイムソンをも上回るほど人気のウィスキー。三羽の燕のトレードマークでもお馴染み。文句なしにパンチの効いていて高品質を保ち続けている。もっとも典型的なアイリッシュウィスキーである。
NEXT-パーティ、どこに行く？
年々このイベントはポピュラーになっていく。乗り遅れるとアイルランドのおいしいお酒とフードを味わい損なうぞ！
