カンチョーに気をつけて!


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日本で英語を教えた外国人教師たちが、自国に帰ると決まって熱弁を振るっている“カンチョーの恐ろしさ”について。“カンチョー”を辞書で引くと日本の子供たちが好きな「遊び」「いたずら」って書いてある。だけど両手の人差し指を伸ばして、相手のお尻の穴付近に突き差すなんてこと、単なる「いたずら」かい?

 日本の子供たちの間では、カンチョーはコミュニケーションのひとつみたいな感覚で幼稚園から小学校、中学校へと受け継がれているみたい。でもボクには親たちの抑制から解放された子供たちが、カンチョーをして楽しむことで日頃の欲求不満と退屈さを発散させているようにも見えるんだけど…。特に開放的に行われる英語のクラスは格好のターゲットになるんだ。1発目はほんの一瞬で、何がなんだかわからないまま終わってしまう。でも油断していると、このカンチョー攻撃はずっと続くんだ。時に狙いが外れたりすると、数週間もお尻の穴付近の激痛に悩まされることもある。そして、攻撃する方も同じく危険を伴っているんだ。相手に気付かれない様にお尻の穴に命中するにはハイレベルなテクニックを要するわけで、手加減を間違うと場合によっては指を骨折したりする危険もある。だからカンチョーはある意味、博学的な技とも言えるかもしれない。

 そしてもう1つ、このカンチョー攻撃に悩まされた外国人教師たちが悩むこと。それは自国に帰って、どんなにこのカンチョーの話をしても、日本みたいな“オトナシイ”国でそんなことがあるわけが、と周りが信じてくれないこと。だからこそ、これから日本へ来る外国人教師たちへのアドバイス、「背後にはくれぐれもご注意を!」

注意:カンチョーは確かに実在する問題ですが、上記の内容には一部フィクションも含まれています。

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