佐賀県有田町から長崎県佐世保市を結ぶ松浦鉄道に現存する最古の木造駅舎「蔵宿」駅で営業する野菜料理カフェ「薪の宿から」。この1913年築の小さな駅舎には、キッチンがあるだけでなく、待合室やホーム側の外の席で食事もできます。
この大らかでユニークなカフェの店主は、高岡盛志郎さん。日本料理店勤務を経てカリフォルニアで6年間暮らし、カリフォルニア料理発祥のオーガニックレストラン「シェ・パニース」に影響を受けた彼が作る料理は、近くで採れる食材を使った野菜料理です。
基本はプレートメニューで、この日は、カリフォルニアサラダプレート薪の石窯で焼き上げたカンパーニュ添え)と、玄米リゾットのプレートの2種類。これにスープやデザート、ドリンクをつけるセットメニューもあります。デザートは、アメリカンスタイルのしっかりしたヴィーガンケーキや豆乳を使ったしっかりしたプリンなど、味もボリュームも満足な品々が揃います。
ドリンクも、薪火焙煎のコーヒーやオーツミルクのチャイ、バナナリーフ茶、ナチュラルワイン、オーガニックビールなど、徹底したこだわりのラインナップです。
近所の人たちも、自分たちが作る野菜の変貌ぶりを楽しみに立ち寄り、ランチやカフェタイムを過ごしていきます。
ベジメニュー(税込):カリフォルニアサラダプレート¥1,650、玄米リゾットプレート¥1,650、ヴィーガンケーキ¥610