能古かもめ


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これぞ能古の味、魚三昧島の食べ処

姪ノ浜能古渡船場から博多湾に浮かぶ自然豊かな島能古島を目指し、船に揺られること約10分。船着場に着く直前、島に向かって左手に見える「かもめ」の文字。漁港の目の前にあるこの店は、創業22年になる島きっての人気魚食べ処だ。港に下りて、歩いて約3分。魚の絵のついたのれんをくぐると、「ハイ、いらっしゃい!」。店の看板おかみさん、チャキチャキの能古っ子久保田節子さんの元気な声に迎えられる。カウンター4席、お座敷テーブル6つの店内には、観光客はもちろんのこと、地元漁師さんの姿もちらほら。博多湾であがった新鮮な魚介類を中心にした料理は、素材の味そのものを生かしたシンプルな味付けで、魚にうるさい島の人たちの舌も満足させている。一番人気メニューは「かもめ定食」(~14:00)。日替わりの新鮮な魚の煮つけをメインに、味噌汁、小鉢、御飯がついて800円。定食が出てくるまでの待ち時間を楽しみたいなら、「小アジの南蛮漬(600円)」をお試しあれ。能古島近海定置網にかかった小アジを2ヶ月~約1年南蛮漬けにしたもの。窓の外に見える博多湾、漁船が並ぶ港町の様子を眺めながら冷えたビールと一緒に頬張る瞬間は至福の時間だ。帰りの船は、日がちょうど落ちる時間帯がおすすめ。節子さんの笑顔に手をふりながら、能古島が夕焼けに包まれる様を眺めて、おなかいっぱい幸せ気分で帰路につこう。


福岡市西区能古473

092-881-2787

11:00~19:00. ※18:00以降来店の場合は要予約。店休日:不定。
かもめ定食800円(~14:00)、海賊うどん600円、小アジの南蛮漬600円(持ち帰り630円)、おまかせコース(魚会席)3,500円、ビール600円、酒400円

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