行って楽しむ行楽日和。天然の風物に親しめる場所へ
「福岡が好きだー！」と胸を張って言いたい理由その1、遊びもカルチャーも揃う、ほどよい都会だから。理由その2、食べ物はウマイし人はあったかい、ハートフルな街だから。そして理由その3、少し足を伸ばせば豊かな山や海が待っていて、すぐに自然と触れあうコトができるから！ 冷房も暖房もいらない絶好の行楽日和が続くこの時期、福岡市からほんのちょっとだけ遠出して、そんな豊潤な自然を堪能してはどうだろう。
ウミガメの産卵地としても知られる岡垣町は、ちょうど北九州市と福岡市の中間に位置し、空や海・大地からの恵みをいっぱいに受けて広がる町。海岸沿い全長約12キロにわたって続く広大な松林「三里松原」の、白砂と青松が作り出す美しい海岸線、町の西部にある湯川山から飛び立つパラグライダーがその海岸線を眺めながら空の散歩を楽しんでいる。一方、山の散歩なら「岡垣アルプス」とよばれる宗像市との境に連なる山々への登山もいいだろう。
また、自然の恵みはもちろん作物にも。「三里松原」の南側を走る国道495号線は「フルーツ街道」と呼ばれ、この豊かな土壌で育てられた新鮮な果物を販売する店が並ぶ。さらに新鮮！ を求めるなら “フルーツ狩り” だ。10月中旬～12月中旬は、太陽をタップリと浴びた丘陵地で育つみかんが旬、自分の手でもぎ取ってすぐジューシーな果肉にかぶりつくことができる。
それから「ぶどうの樹」にもぜひ立ち寄りたい。広い敷地内には天然酵母のパンの販売や手作りソーセージ教室、そしてガーデンレストランでは、地元で採れた身体に優しい野菜など厳選された素材を使った愛情タップりの料理に舌鼓。“食と健康”を身体で実感、緑の中で贅沢な時間を過ごせる、岡垣ならではのスポットだ。
福岡市から約90分のドライブ。帰りにはきっと「いいね～岡垣！ やっぱいいよね、福岡って！」そう言いたくなるはず。
