博多の総鎮守、櫛田神社の近くにある、古民家を改装したレストランに、新たな名物「せいろまぶし」が登場した。味の変化を楽しむ料理「ひつまぶし」と、「せいろ蒸し」をヒントに作られたオリジナルメニューだ。湯気を上げながらテーブルに運ばれてくるのは、極上の黒毛和牛を、甘辛いタレを絡めたご飯とともにせいろで蒸したもの。まずはそのまま茶碗によそって、やわらかな肉の歯応えと旨みをあたたかいうちに堪能しよう!次に、別添えの6種の薬味で好みのアクセントを加えてみて。コクのある牛肉のしぐれ煮、爽やかな辛味の有馬山椒は特におすすめだ。そして最後に、鰹節、いりこ、昆布、鯖節、干し椎茸でとったほうじ茶ベースの上品で淡白な味わいの出汁をかけて、お茶漬けとして締める。テーブルの上で自分好みの味に仕上げ、一品で3つの味を楽しめるせいろまぶし。和牛以外に博多のブランド鶏である華味鳥と、鹿児島県産の黒豚を選べるのも嬉しい。
メニュー:黒毛和牛のせいろまぶし¥3,000、華味鳥のせいろまぶし¥2,000、鹿児島黒豚のせいろまぶし¥2,200、明太子だし巻き玉子¥680、さつま揚げ¥550、鶏むね肉のたたき¥780、九州産日本酒¥800〜、ハイボール¥700、カクテル各種¥800〜
*外国語メニュー:英語、韓国語、中国語/カード:利用可能/予約:可能/禁煙
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn241, Jan. 2019)