旬の野菜と魚の天ぷらをゆっくり楽しみ、締めに蕎麦をいただくスタイルの老舗蕎麦店、はたゑ。モダンでスタイリッシュな店内で、店主・波多江紳二さんが毎朝、柳橋連合市場で仕入れる新鮮な食材をひとつずつ揚げる様子や音も、ここではご馳走の一つ。揚げるたびにテーブルに運ばれる天ぷらは、塩やレモン、天つゆなどそれぞれに合う食べ方を聞いたら、熱いうちにいただこう。また、天ぷらと一緒に日本酒を嗜むのも、店主オススメの楽しみ方のひとつ。食べるスピードに合わせて天ぷらを揚げてくれるので、大切な人と会話を楽しみながらいただくのもいいし、一人ゆっくり静かな店内での時間を楽しむのもオツだ。締めにいただく蕎麦100%の手打ち蕎麦は、そばの実全部をひいた力強い味わいの粗挽き、もしくは蕎麦の実の中心部分を多く使った上品な味わいの蕎麦、いずれかを選ぶことができる。わさびをといた蕎麦つゆにほんの少しだけつけて、一気に啜ると蕎麦の味わいを口中に感じることができるはずだ。
メニュー(税込):天ざる¥3,600(天ぷら6品程度+ざるそば)、¥5,800(天ぷら10品程度+ざるそば)、ざるそば¥1,100、鴨南蛮¥2,500、珍味おまかせ¥2,500〜、日本酒¥600〜¥1,500、グラスシャンパン¥1,400、ペリエ¥500
* カード利用可能(VISA, Master)、店内禁煙、予約可能
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn224, August 2017)