3年前中央区役所近くにオープンした、たい焼き専門店 博多ひいらぎ。たい焼きは日本の歴史ある庶民のおやつ。鯛の形をした型に小麦粉ベースの生地を流し入れ、餡を挟み両面を焼いていくのだが、博多ひいらぎの特徴は焼き時間の長さ。通常10分程度のところを30~40分かけてじっくり焼き上げることで、カリっとした歯ごたえになるそう。卵・乳製品不使用の生地は食べた感じも軽く、餡の優しい甘さを引き立てている。北海道の羊蹄山近くから取り寄せたこだわりの小豆を使用した餡は、店舗内で4~5時間かけて煮詰めた自家製だ。皮の独特の歯ごたえも相まって、甘党じゃない人もぺろりといけてしまうはず。使用する油もコーン油なのでベジタリアンにも喜ばれそう。価格は1つ140円(税込)。ほかに生地に白玉粉を混ぜて焼いた数量限定の”もちっとたいやき”(170円/税込)もあり。オーナーの楊大地さん曰く「焼きたてを食べてみてほしい」とのこと。せっかちさんは事前に電話予約するのがオススメだ。
メニュー(消費税込み):
たい焼き¥140/1個、もちっとたいやき¥170/1個、特製ゆであずき¥380/300g、お土産用5個箱¥30
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn217, Jan. 2017)