Food & Drink

祇園 門際飯荘

廷貴族が好んだ
本格的な味を再現!

博多の総鎮守・櫛田神社のすぐ近く。西区姪浜で人気のお好み焼き店「あこめの浜」や「姪浜 門際飯荘」を営む宮﨑喜隆さんが、10年ほど前からアイデアを温めていたというのが、7月6日にオープンさせた“北京ダック専門店”である。「北京ダックは皮のみを食べるイメージですが、本場中国では身も一緒に食べるんですよ。当店では定番の皮のみ食べる“北京式”と、現地と同じ食べ方の“広東式”の2種類をご用意しています」と宮﨑さん。丸一日かけて専用の釜で焼き上げられるダックは、野菜、好みのタレや薬味とともに、カオヤービン(餅皮)に包んでいただく。野菜は白ネギ、青ネギ、キュウリ、キャベツの4種類、タレや薬味も甜麺醤、辛味噌、レモン風味のタレ、山椒塩、グラニュー糖の5種類が用意されており、さまざまな組み合わせが楽しめる。その他、毎日仕入れる糸島の旬の野菜や、糸島で育てられた美豚(びとん)など、地産地消にこだわったメニューが充実。宮﨑さんはホテルのバーに勤めた経験もあり、紹興酒や中国茶のほかにも、20種類以上のカクテルやワインなども豊富に揃えている。中国アンティークの調度品が配されたシックな空間。10名前後を収容できる個室もあり、ランチにディナーに、さまざまなシーンで活躍する一軒だ。

祇園 門際飯荘
住所:福岡市博多区冷泉町4-12-1F
営業時間:11:30〜L.O.14:30/18:00〜23:30(L.O.23:00)
定休日:日曜日
電話:092-262-2245

メニュー: 自家製釜焼き北京ダック「北京式」半羽(2〜3名分)¥2,835、1羽(4〜6名分)¥5.460、海老焼売(3個)¥368、美豚焼売(3個)¥410、点心ランチ¥1,280、特選北京ダックランチ¥1,680、工作午餐ビジネスランチ¥950、かめ出し紹興酒(グラス)¥452

Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn177, Sep. 2013)

Category
International
Hakata
Published: Aug 30, 2013 / Last Updated: Jul 10, 2017

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