豊かな漁場として知られる玄界灘に面した福岡は、おいしい魚が食べられることで有名。そんな福岡の海鮮居酒屋の代表格ともいえる店「磯貝」の6店舗目として、今年1/11にオープンしたのが「博多漁家磯貝 しらすくじら」だ。今までの系列店にはなかったカジュアルな角打ち風の店で、料理も¥300~500台のものがほとんど。もちろん磯貝同様、市場で直接仕入れた新鮮な魚を使っているので、味も文句なしだ。料理の価格が手ごろなのは一品一品の量を少なめにして、いろいろな料理を食べてもらいたいという店の思いから。生うにや刺身3点盛り、マグロの中落ちなど鮮度の良さを生かしたメニューから、スタッフの奥さんたちが手作りするがめ煮や肉じゃがなどの家庭料理まで、さまざまな味わいが楽しめる。元々、玄界島で漁師を営んでいた豪気な店主の考えは「良いものを安く」。エビス生ビール1杯¥340、焼酎グラス¥290~などアルコールメニューがリーズナブルなのもうれしい。場所は”福ビル”の地下1F。地下鉄天神駅へ向かう通り道になっており、開店直後から仕事帰りに酒を酌み交わすサラリーマンなどで連日賑わいを見せている。24:00まで営業しているので、2軒目利用などちょい飲みにもおすすめだ。
博多漁家磯貝 しらすくじら
福岡市中央区天神1-11-17 福岡ビルB1F
Tel:092-738-8002
View Shirasukujira / 博多漁家磯貝 しらすくじら in a larger map
営業時間:17:00~24:00(LO23:30)
定休日:無休
メニュー:おまかせ刺身3点盛¥980、カンパチ刺¥480、ヒラメ刺¥480、ごまサバ¥480、生うに1箱¥500、まぐろの中落ち¥380、アジの南蛮漬¥380、肉じゃが¥380、だし巻玉子¥480、えびフライ(天然)¥480、おでんセット¥290 など
Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn159, Mar. 2012)