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サナ モハメド.アリ


夫の赴任に伴ってスーダンを離れて福岡に来たサナは、大好きな2つのスキルを磨くことができずにいた。ひとつは彼女が従事していた獣医師としての技術、そしてもうひとつは友だちに故郷の味を堪能させること。そこでサナは獣医師の仕事復帰より先に、まずスーダンや中東の料理のケータリング事業を起し、気がかりをひとつずつ解決させている。日本の友人がサナの料理に舌鼓を打つのを見て「文化を紹介するのに一番手っ取り早いのは食べ物だ」と悟ったサナは、Kebaboozを事業としてスタートさせ、パーティやイベント会場へのケータリング、さらに野球の試合がある時にはホークスタウン周辺に“Kebab Car”出店させる。現地から取り寄せた本場のスパイスを用い、スーダンの家庭料理を日本人好みにアレンジした料理の品々は一度食べると病みつきになる。近い将来、福岡にレストランをオープンさせることを願い日々奮闘する彼女は、イベントやホームパーティでのケータリングの他、ひよこ豆のディップ“フムス”、中近東の豆コロッケ“ファラフェル”、中東のパン“ピタ”も販売している。

問合せ先: kebabooz@hotmail.com/webサイト: www.kebabooz.com

出身:スーダン、アルジャジーラ
職業:ケバブケータリング会社オーナー
日本滞在歴:10年間

Originally published in Fukuoka Now magazine (fn123, Mar. 2009)

Category
People
Fukuoka City
Published: Mar 1, 2009 / Last Updated: Aug 1, 2019

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