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天領日田おひなまつり

戸時代の伝統美にふれるひな祭. 江戸から明治時期にかけて作られた豪華絢爛なひな人形やひな道具などが各地に展示される天領日田のおひなまつり。JR日田駅をはさんで豆田地区と隈地区のおよそ20か所にひな人形が展示され、町は華やかなひなまつりムード一色に彩られる。ひとつとして同じモノはないひな人形の表情や衣装、小物細工など、それぞれに伝統工芸の美しさを見ることができる。また、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定される豆田地区では、ひな飾りと合わせて、木造3階建ての商家や築300年という日本家屋など、古い町並み見学も楽しみのひとつだ。風情ある日田の町で江戸文化にふれてみて。

期間中に一般公開されているひな人形(※)は常時展示

豆田町
薫長酒館、日本丸館、廣瀬資料館(※)、草野本家、市山亭懐古館(※)、天領ひな陣屋(※)、嶋屋本家

隈町
小鹿田古陶館、原次郎左衛門家、大蔵家、春光園、ヤマキチ後藤家、専念寺、日田祇園山鉾会館(※)、田中屋酒店/てまり館(※)

亀山町、本庄町商店街

お菓子売りの綿吉さん!
おまつりの期間中、豆田町に現れるというお菓子売りのおじさん『綿吉さん』。個数限定のお菓子を売り歩きながら、時に地元ならではのおもしろい情報を聞かせてくれるという。江戸時代の衣装と天秤棒が目印だ!
おみやげ

一枚物

1,300円~
上質のあんに寒天を加えて仕上げた上品な羊羹。9通りの大きさがあり、つるんと黒光りする質感はインパクト大。昔ながらの経木で包まれる羊羹は、日が経つと表面が固くなり、カリカリとした食感を楽しむことができる。
赤司日田羊羹本舗
日田市豆田町8-15
9:00~17:00
0973-22-2240
木曜定休木曜定休(まつり期間中は無休)

日田土鈴


250円~
干支や雛土鈴など、ぽってりと丸い形にカラフルな絵柄がデザインされた日田の伝統玩具・土鈴。軒先きに飾ったり、財布につけたり、サイズもいろいろ。ガラガラと打ち鳴らすことで魔よけの効果があるのだとか。
東光堂
日田市豆田町10-3
10:00~17:00
0973-22-1141
木曜定休(まつり期間中は無休)
ふれあいガイド
英語での観光案内あります!

アクセス
自動車 約50分/1,650円
太宰府I.C.ー(九州自動車道/大分自動車道)45分/1,650円ー日田I.C.

電車 1時間20分/3,020円
JR博多駅ー(鹿児島本線/久大本線)1時間20分ーJR日田駅下車

バス 約1時間20分/1,750円
天神バスセンターー(約1時間20分/1,750円)ー日田バスセンター下車駅

問い合わせ先
日田市観光振興課
0973-23-3111
日田観光協会
0973-22-2036

観光情報

鯛生金山


かつて採掘量東洋一を誇った金山。坑内総延長110kmのうち、800mが見学コースとして整備され、地底世界が公開されている。さらに地上でのお楽しみは「砂金採り体験(600円)」。お皿に入れた砂を水に浸して揺り動かし、根気づよく砂金を探すというもの。子どもから大人まで思わず夢中になってしまうはず。
道の駅 鯛生金山
日田市中津江村合瀬3750
0973-56-5316
9:00~17:00

地底博物館
1,000円
2月第1月曜日~金曜日休館
大分自動車道日田I.Cから車で約60分

日田温泉


筑後川の上流・三隈川沿い、7軒の温泉旅館からなる日田温泉では、温泉はもちろん、川を流れる屋形船での夕食や鵜飼い(5月中旬~10月末)など、ゆったりとした水辺の風情を楽しむことができる。それぞれの旅館では、宿泊客以外にも立ち寄り温泉を開放。町並み散策と合わせて気軽に立ち寄りたくなるスポットだ。別名、子宝温泉としても知られている。
日田市観光振興課
0973-23-3111

九州ガイド

2月15日~3月31日
日田市/豆田町・隈町

古い町並みを残し、伝統、文化が受け継がれる天領日田。華やかなおひなさまの世界へ出かけよう。

Originally published in Fukuoka Now magazine (fn98 Feb. 2007)  

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Fukuoka City
Published: Feb 1, 2007 / Last Updated: Jun 13, 2017

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