Now Reports

今回の地震で学んだことは…

まさか福岡で地震にあうなんて!」と、多くの人が口にした福岡西方沖地震。当日私は百道の友人宅で地震に遭遇。マンション2階ということもあり、揺れはさほど大きくはなかったが、テーブルに潜る人、立ちすくむ人、「地震ー!!」って叫ぶ人など、初めての事態に反応はさまざまだった。揺れが収まってから親戚や知人に電話をかけるが、これがなかなかつながらない。電話はもちろん、携帯メールも送信不可能。緊急事態に活躍すべき携帯電話の不便さを実感したものだ。そんなやきもきとした状況の中、百道を離れ、隆起した地盤や液状化現象など、点在する被害を目の当たりにしながら中央区をめざした。警固、大名の部屋はそれぞれ食器棚が倒れ、あらゆる物が散乱。さらに予想外のところでは、洗濯機のホースがはずれ、室内は床一面水浸しだったのだ。当然下の住民からは水漏れのクレーム。「俺だって被害者だよ!」と言いたくなるが、こんな時は一切の手続きを保険会社に任せて、事の成り行きを見守っているのが賢明だ。市民の85%が地震保険に加入していないという現状からみても、同じようなトラブルに悩まされている人は少なくないだろうし、多くの人が保険内容を確認したのではないだろうか。

さらに地震から数日経つと、新たに近隣マンション倒壊の危険による避難要請や余震、水漏れのクレーム対応など、少なくとも1週間は地震に悩まされる日が続いた。今回の地震でなくしたものはあったけど、家族や友だち、夢、健康、やる気などなど、大切なものを失わなかったのは本当にラッキーだったと思う。中には家を失い、未だに避難生活を余儀なくされている人もたくさんいるが、今回の経験をふまえ、個人レベルでの災害意識を高めるとともに、電話回線の充実、保険の見直しなど、災害に対する新たな備えとなればと思う。みなさん、ドォデショ。

毎回シリーズでお届けする「ドォデショ?」。あなたも日頃の疑問や不満、提案なんぞを思うがまま、筆の動くがままに書き綴ってみてはいかがでしょう。。

Originally published in Fukuoka Now magazine (fn77, May 2005

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Fukuoka City
Published: May 1, 2005 / Last Updated: Aug 1, 2019

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