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お相撲さんがやってくる

岡の街に北風が吹き始めると、着物とチョンマゲ姿のお相撲さんが目に付くようになる。11月に行われる大相撲九州場所は、福岡に冬が到来することを知らせる季節の風物詩だ。今年は、九州場所50周年の記念の年で、11月12日から26日までの2週間、福岡国際センターで行われるので、機会があれば見てほしい。砂かぶりといわれる土俵に近い席は高額だが、後ろの椅子席だと一人3100円で観覧できる。それでも高くて行けないという人には、相撲部屋見学にチャレンジしてみよう。福岡市内及び近郊におよそ60近い相撲部屋が居を構える。

朝青龍などモンゴル出身力士をかかえる高砂部屋は中央区唐人町の成道寺に(安馬は安治川部屋で、太宰府天満宮内)、琴欧州がいる佐渡ヶ獄(さどがたけ)部屋は久山町、福岡出身の魁皇(かいおう)は友綱部屋で粕屋町。有名力士をかかえる相撲部屋は人気で見学者も多く、中まで入ることは難しいが、力士も少ない小さな相撲部屋だと力士や親方と話をするチャンスもある。11月は力士と所属部屋の名前をチェックして、相撲部屋に出かけてみては?

市内中心部にある相撲部屋
九重(ここのえ)部屋…中央区今川2-1-17 鳥飼八幡宮内  千代大海
高砂(たかさご)部屋…中央区唐人町1-8-53 成道寺(じょうどうじ)内 朝青龍、朝赤龍
立浪(たつなみ)部屋…中央区高砂1-17-27戸町ビル
宮城野(みやぎの)部屋…博多区千代1-21-24 玄徳会館 白鵬(はくほう)

Originally published in Fukuoka Now magazine (fn95, Nov. 2006)

Category
Art & Culture
Fukuoka City
Published: Nov 1, 2006 / Last Updated: Jun 13, 2017

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