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ELLE CAFÉ with Lulu Hon Miyazaki

ェアリーケーキという名の妖精が食べるように小さく可愛らしいカップケーキなど、旬のフルーツや注目の食材をつかったスイーツがお目見えし、一段と華やかさを増した春のELLE CAFÉ。

「カフェは自分の時間を満喫するための大切な場所」というルル、こと宮崎紅(ホン)さん。北京の大学を卒業後、大学院留学のために福岡にきた彼女は、この地で人生のパートナーと出会い、結婚、そして出産と、家族と共に新たな生活をスタートさせる。子供が小さいうちは自宅で資格取得に励み、その後は通訳のスキルを活かして旅行会社や入国管理局に務める。ここでの経験と知識が、福岡で暮らし、中国文化を理解する彼女ならではとして活かされるきっかけとなる。

仕事先では、多くの外国人の相談業務に携わっていたルル。親身になって相談にのる内に、ビジネスをはじめるチャンスに巡り会う。「中国にいた頃は、与えられたものを当たり前のように受け取っていたけれど、日本に来てからは、何か欲しければ自分でしなくてはいけないことに気付きつつあった」彼女は、2000年に中華レストラン紅夢を赤坂にオープンさせる。

「最初は怖いモノ知らずで、何でもが新鮮に感じるので大変と感じることはない。けれども、やればやるほど大変だということが分かるのよね。」と苦笑する。だからこそ、やるべきことは日頃から実践し、特別なことが増えないように気をつけているという。スリムな体型も、物を拾う仕草など、常に意識して動く日頃の成果。英語の勉強も大好きなファッションや映画の雑誌と一緒に楽しむのがルル流だ。

ラジオ番組のDJとして中国文化を10年以上発信し続けるルルにモットーを尋ねると「郷に入れば郷に従え、よ。」と笑いながら答えが返ってきた。現地の良いところと自分の持ち味を融合させることが、楽しみながら続ける秘訣らしい。ミックスカルチャーこそ、センスの見せどころ。グローバルに展開するELLEも彼女にとってはテキストのひとつだ。

menu:フェアリーケーキ¥840(ドリンクセット)・テイクアウト¥525

博多阪急ELLE CAFÉ(エル カフェ)
福岡市博多区博多駅中央街1番1号 博多阪急4階
電話:092-419-5832
営業時間:10:00〜21:00(L.O.20:30)ELLE CAFÉ ONLINE http://ellecafe.jp

Originally published in Fukuoka Now Magazine (fn160, Mar. 2012)

Category
People
Hakata
Published: Mar 29, 2012 / Last Updated: Jun 13, 2017

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