糸島にあるアートギャラリー、Studio Kuraでは世界各国からアーティストが訪れ、数カ月間滞在しながら制作に励むレジデンスプログラムを行なっている。プログラムの最後には、その成果を発表する展示会が実施され、今回は、イタリアとスペイン出身のイラストレーターによる作品が展示される。
1. サラ・グリーン 「精霊の生活」
展示スタイル：イラストレーション
サラ・グリーンはロンドンで活躍するイタリア出身のアーティスト。ロンドンのミドルセックス大学大学院で、子ども向けの本のイラストを学んだ（2022年修了）。彼女の興味の対象は、日本に古くから伝わる話や民間伝承のイラストだ。特に日本で日常的に登場する妖怪の存在にも注目している。この展覧会では、糸島における精神修養、精霊、自然、日常生活の細部との深い関わりを浮き彫りにする。滞在期間: 6/13〜7/10、個展名：Life of spirits
2. カルメン・ソラー「隠れた生き物たち」
展示スタイル：イラストレーション
スペインのアーティスト・イラストレーター、カルメン・ソラー。彫刻などの伝統的な技法とデジタル技術を駆使した子ども向けイラストを得意とし、同時に芸術的なインスタレーションにも関心が高い。今回は、多様な文化の中の生き物に関する神話的な物語に焦点を当てた作品を制作し発表する。滞在期間: 6/1〜6/28、個展名：Hidden Creatures
・2022年6月25日（土）、6月26日（日）
・11:00〜18:00 *オープニングパーティ、アーティストトーク： 6月25日15:00〜
・Studio Kura ハウス1ギャラリー
・福岡県糸島市二丈松末586
・https://www.studiokura.com/blog/
